283210 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

■ ドラマ 永久の彼方へ

■ ドラマ 永久の彼方へ

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X
2017年12月20日
XML
.
和恵姉さん
  「ゴンちゃん、ミカールと共闘なんてやるかしら?」
ゆうすけ
  「表向きはやるだろう。 どちらも[剣]を真剣に探す目的では一致しているか
   らね。」

[竹林総元帥]チュウラン
  「なぁ、やつらはわらわを捕まえに来るのだろ?」
ゆうすけ
  「そう。」
[竹林総元帥]チュウラン
  「なれば、わらわが此処を出て、別の場所で引き付ければって、どうだ?」

ゆうすけ
  「ダメです。
   この地なら、大竹林寺の大群で迎え撃てます。それに軍長さん達の力が増した
   状態で。
   たとえば表の世界に出たとします。おそらくは国の軍隊も動き出す事でしょう。
   我々すら攻撃を受け兼ねません。町の被害も今以上に尋常ではない程に・・・。」

和恵姉さん
  「私とこういちで、ミカールの部隊をさっさと片づければ。」
ゆうすけ
  「つまり、『エル』『ラニ』に二人を今直ぐに向ける選択は無くなりますよね。」
[近衛軍長]チーラン
  「ん・・・。」
ゆうすけ
  「おれは、決戦はやつらが[剣]の在り処に辿り着いた時と踏んでます。
   事は、在り処が判明してから。
   [剣]を狙う全ての連中に、『使えない』と知らしめない限り、この一件は尾を
   引いて決着しないから。」

[近衛軍長 補佐]スウラン
  「ゆうすけ、何か考えがあるね。」
ゆうすけ
  「あぁ。」

 その時、
      携帯電話 ピポパポピー

ゆうすけ
 携帯電話『ゆうすけです。   リツコさん、
                  うん、   うん、   えぇっ!
                                わかりました。
   リツコさんの頻度を増やして下さい、お願いします。』 ピッ
[近衛軍長]チーラン
  「どうした?」
ゆうすけ
  「今度は文登中区、そこから海に面した地域全てやられたそうだ。」
[近衛軍長]チーラン
  「またか!」
[竹林総元帥]チュウラン
  「なんと!」
ゆうすけ
  「地図って、ある?」
[近衛軍長 補佐]スウラン
  「ちょっと待つある。」

 スウランが近衛兵に指示を出した。



    パラパラパラ

近衛兵
  「大竹林寺がここ。   そして山中東省 紺色市がここです。
                      えっと、文登中区が・・・ ここです。」
[近衛軍長]チーラン
  「ここから海に面したところが全てかよ・・・」

ゆうすけ
  ( くそ、やつら いい記憶してるな・・・。
    海に面したところを探してる。 それに方角も・・・ )


  ~
    ~

 空中で浮遊し、地上を眺めていた二人、

エルニーニャ
  「有るか無いかすぐにはわからんな・・・。」

ラニーニャ
  「にいちゃん、何かこっちに向かってくるよ?」
エルニーニャ
  「へぇ~、飛んでくるじゃないか。」
ラニーニャ
  「なんだありゃ?」

  飛行機 ヒューーーーー  ゴォーーーーーー

     飛行機 ヒューーーーー  ゴォーーーーーー

        飛行機 ヒューーーーー  ゴォーーーーーー

空軍パイロット(隊長)
  『こちら青鷹。現在目的地上空到着。』
空軍ベース基地
  『 090 青鷹、確認した。』
空軍パイロット(2号機)
  「隊長、みて下さい! 人間が空に浮かんでいます!」
空軍パイロット(隊長)
  『むっ!』

     飛行機 ヒューーーーー  ゴォーーーーーー

        飛行機 ヒューーーーー  ゴォーーーーーー

           飛行機 ヒューーーーー  ゴォーーーーーー

 中華皇国の空軍機が空中を浮遊する二人を目視。 その上空を通過した。

ラニーニャ
  「いっちゃった・・・」
エルニーニャ
  「音がすごいな・・・。 耳障りだ。」

空軍パイロット(隊長)
  『こちら青鷹。目的地上空に、二体の人間らしき正体不明物体が浮遊しているの
   を確認。』
空軍ベース基地
  『に、人間らしきだと! 見間違えじゃないのか?」
空軍パイロット(隊長)
  『引き換えし、再び目視します。』
空軍ベース基地
  『了解した。』

 3機編体のまま、大きく左旋回を開始した空軍機、

ラニーニャ
  「にいちゃん、これ人が乗ってるよ。」

 なんと、『ラニ』は旋回中の空軍機のコックピットを覆うキャノピーの上に乗って
 いた。

空軍パイロット(3号機)
  『た、隊長、わ、私の機上、キャノピーに!』
空軍パイロット(隊長)
  『な、なんとっ!』

エルニーニャ
  「このデカい音の塊が無いと空を飛べないんじゃないのか?」

 『ラニ』が跨いで乗る戦闘機のすぐ横を飛行しながら話す『エル』

ラニーニャ
  「にいちゃんが耳障りだってさ。」

 そういうと、キャノピーに拳を当てて透明なシールドをブチ割ってしまう。
                        ズゴっ  バリーーン

空軍パイロット(3号機)
  『うわっー!』

 割られた3号機、コックピット内は割れた所から一瞬で室内空気が排出されて気圧が
 下がり、貼り付けてあったパイロットの家族写真が飛ばされていく。 パイロットは
 ヘルメットとマスク、シートベルトを装着しており難を逃れ、機体の旋回を途中で止
 め『ラニ』を振り落さんと機体を回転・急上昇を試みる。

空軍パイロット(隊長)
  『こちら青鷹。や、やはり人です! 今、1人が3号機に跨り、キャノピーを叩き
   壊されました! 3号機は、振り落す動作に移行。
   もう1人は、3号機の横にて並航しております!』
空軍ベース基地
  『なんだって !! 』

ラニーニャ
  「これ、翼ってやつだね、片側無くしてみようか?」

 『ラニ』は右側の翼、その真ん中付近をピンビームで スパきらきら と切り落としてしまっ
 た。 機体が突然回転を始め、不規則なキリモミで落下を始めた!

空軍パイロット(3号機)
  『!メーデー メーデー、片翼を失った! これより脱出する!』

 突如、キャノピーが持ち上がり風圧で飛ばされる。、続いてパイロットがシートごと
 勢いよく飛び出す!
 跨っていた『ラニ』も弾かれる形で投げ出された!
              ズボォォォォーεεεε
 空中に両手から噴射させて空中に留まる。その横にきた『エル』が、

エルニーニャ
  「あれっぽっちで飛べなくなるなんて・・・。」
ラニーニャ
  「軟弱過ぎる・・・」
エルニーニャ
  「何しにやってきたんだ?」
ラニーニャ
  「空飛ぶ遊具なんじゃない?」

空軍パイロット(隊長)
  『破壊活動を受けた! 反撃の許可を!」
空軍ベース基地
  『了解、青鷹、反撃の許可を出す。』
空軍パイロット(隊長)
  『青鷹、了解。』

      飛行機 ヒューーーーー  ゴォーーーーーー

          飛行機 ヒューーーーー  ゴォーーーーーー






                              -つづく-


第4-557話 破滅への動乱 -06 へ
 (お前、便利だなぁ。)



  ※ このドラマはフィクションです。登場する内容は、実在する人物、団体等とは一切関係がありません。

    また、無断で他への転載、使用等を堅く禁じます。





 ● 第一章 1 話 へ
 ● 第二章 TOP へ
 ● 第三章 TOP へ
 ● 第四章 TOP へ





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2020年09月10日 13時48分25秒
コメント(0) | コメントを書く
[第四章 4-481 ~ 560 話 ] カテゴリの最新記事


PR

カレンダー

フリーページ

カテゴリ

日記/記事の投稿

コメント新着

謎のドラマ作者@ Re:第242話 番号+1 番号振りがダブリました・・・ (^^|||
★ 謎のドラマ作者 ★@ Re:第4-490話 番号+1 番号振りがダブリました・・・ (^^|||
★ 謎のドラマ作者 ★@ 和恵よ。 和恵姉さん 「こういち! なんか言った?…

バックナンバー

2024年11月
2024年10月
2024年09月
2024年08月
2024年07月
2024年06月
2024年05月
2024年04月
2024年03月
2024年02月

お気に入りブログ

もうひとつのBMW E4… non☆☆★さん

キーワードサーチ

▼キーワード検索


© Rakuten Group, Inc.
X