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テーマ:最近観た映画。(39963)
カテゴリ:家で見た映画
ペネロペ・クルスが出演しているので見てみた。 原作があるらしいが、小説なら心情や心象表現としてありえる作品なのかもしれないが、映画となるときつい。というか苦しい。というか理解に苦しむ内容だ。 ペネロペ・クルスの美しさはいうまでもなく、それゆえこのような悲劇(?)によって愛の奴隷のようになってしまうことがショックである。 無理やりなHから始まる愛に未来はあるのか? サラエボを舞台に、あの悲惨な内戦があった地を背景にして描いているけれど、非常に内証的な作品であり、小劇団の中で起こりうるような男女の愛憎のようなものを描いている。終盤に謎解きが行われるが、はたしてそれは必要なことだったのだろうか。クルス演じる母親が生きてきた意義を否定する愛した夫の不条理な行動が判明した時、絶望と慟哭の闇に突き落とされてしまったのではないだろうか。 この作品の意味、この作品のエンタテイメント性はあるとは思えない。 ペネロペ・クルスの美しさ、かわいらしさ、素晴らしさが台無しになったように感じた。 2012年/イタリア・スペイン/129分/PG12 監督:セルジオ・カステリット 出演:ペネロペ・クルス、エミール・ハーシュ、アドナン・ハスコビッチ、サーデット・アクソイ、ジェーン・バーキン、ピエトロ・カステリット 原題:Venuto al mondo お薦め度 「ある愛へと続く旅」★★★(60%) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014.08.01 00:25:31
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