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カテゴリ:家で見た映画
この作品こそ、終戦の日や今頃に放送すべきなんじゃないだろうか。 天皇陛下の戦争責任を調査した10日間の話である。 親日家である主人公の将校が、日本人分析を試みながら、戦争責任の有無を見分けるために証人探しをする。しかし、証人となるもの、証拠となるもの見当たらず。はたしてどのような報告書が書かれるのか・・・。 主人公と日本人女性との恋も余談として描かれるが、そこに日本人分析の一片を垣間見せ、武士道を示唆したりしている。 当時の日本人がどのように感じ、どのように生きたのか。 また、天皇陛下がどのように進駐軍に接したのか、見ることができる。 天皇陛下を演じた片岡孝太郎はみごとであった。 主人公を演じたマシュー・フォックスも秀逸であった。 マッカーサーを演じたトミー・リー・ジョーンズは、あまりに容貌が違いすぎるせいか、ピンとこなかった。 近藤文麿を演じた中村雅俊も良く、夏八木勲が出ていることが嬉しかった。 「終戦のエンペラー」というネーミングも良い。 2013年/アメリカ/105分/G 監督:ピーター・ウェーバー 出演:マシュー・フォックス、トミー・リー・ジョーンズ、初音映莉子、西田敏行、片岡孝太郎、羽田昌義、伊武雅刀、夏八木勲、中村雅俊、火野正平、桃井かおり、コリン・モイ 原題:Emperor お薦め度 「終戦のエンペラー」★★★★(85%) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014.09.10 00:06:23
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