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カテゴリ:家で見た映画
映画賞をとったということで、見てみようと思った作品。 2012年・第62回ベルリン国際映画祭で2つの銀熊賞(脚本賞、男優賞)を獲得し、第85回アカデミー外国語映画賞にもノミネートされたとのこと。 見ごたえのある作品だった。 王宮でありながら、男女の恋を描くこと。実話であるだけに、ショッキングなことだ。 幼くして英国王室からデンマーク王室に王妃として嫁いだ女性が、見知らぬデンマーク王と面会し、挙式し、子を宿す。言葉もわからない遠い異国へ嫁ぎ、奇行癖のある夫に悩まされる日々。国王の侍医となったドイツ人医師との出会い。禁断の愛を生々しく赤裸々に描いて、当時の国政の動向も合わせ描き、秀逸である。 政治的調略のすごさむごたらしさをみごとに描き、愛の素晴らしさ、愛の深遠さ、子供への情の深さなども描き切っていると思う。 見ごたえのある一本。 じっくりと見ていただきたい。 2012年/デンマーク/137分/PG12 監督:ニコライ・アーセル 出演:マッツ・ミケルセン、アリシア・ビカンダー、ミケル・ポー・フォルスガード、トリーネ・ディアホルム、デビッド・デンシック 原題:En kongelig affare お薦め度 「ロイヤル・アフェア 愛と欲望の王宮」★★★★(85%) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014.09.21 19:33:30
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