|
カテゴリ:家で見た映画
テレビで放送されたのを録画していて見てみる。 日活で一時代風靡した芦川いづみが裕次郎とともに主演で、ずっと見てみたいと思っていた。 はっきり、しっかり芦川いづみをみたが、綺麗な人だったんだと改めて思った。妹役の吉永小百合もかわいくてかわいくて、酒井和歌子がその下の妹・中学生で出演していたなんて知る由もなかった。 この作品を見て驚いたことは、やけに早口だということ。早口言葉かビデオを1.5倍速の言葉にきこえる。当時、これが普通だったのか、この作品にだけ限るものなのか。 さて、この作品の内容そのものも驚くことしきり。先鋭的な考えの母親の下、育った三郎のその家族と仲間と恋愛についての日々が描かれている。作品自体もとても先鋭的で、60年安保を側面で描きながら、当時の大学生や大学生活を存分に描いている。今の時代ではとても口にできない、口にしない直接的なエッチな話がズバズバっとされたりして、驚きの連続だったなぁ。 宮口精二や高田敏江や吉行和子や小沢昭一や滝沢修や渡辺美佐子や浜村純といった知っている過去の俳優たちが続々と登場し、その意味でもとても興味深かった。 非常に裕福で非常に先鋭的で楽しめる作品なのかもしれない。 1961年/日本/104分/G 監督:中平康 出演:石原裕次郎、宮口精二、轟夕起子、芦川いづみ、清水将夫、高野由美、吉永小百合、細川ちか子、中原早苗、高田敏江、吉行和子、笹森礼子、伊藤幸子、小沢昭一、伊藤孝雄、武藤章生、庄司永建、滝沢修、渡辺美佐子、浜村純 お薦め度 「あいつと私」★★★★(80%) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014.12.07 19:32:16
コメント(0) | コメントを書く
[家で見た映画] カテゴリの最新記事
|
|