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カテゴリ:家で見た映画
映画公開当時、見に行こうとして見逃した作品。 ベン・アフレックの主演、そして監督作品である。 後半クライマックスへの畳み掛けに作為的な物を感じ、現実(真実)と異なり作り込んでいるのではないかと思えたが、そこは映画という作品、すべてが事実通りでなければいけないということはない。しかし、観客を手に汗握る境地に引き込もうとしている作為が感じられて、のめり込むよりは引いてしまったなぁ。 さて、この作品、1979年11月4日、イラン革命が激化するテヘランで過激派がアメリカ大使館を占拠し、52人が人質になる中、カナダ大使私邸に逃げ込んだ6人のアメリカ外交官を救出するために「アルゴ」という架空のSF映画を企画し、作戦決行するという話。 この事実はカナダの行為とされ、アメリカが仕組んだ作戦ということは機密情報となり非公開だったが、後年クリントン大統領が非公開解除して、公になった。公になったからこそ映画化もできた。 このような作品を映画化するとはベン・アフレックは意欲的で愛国心にも富んでいると言えよう。 映画が終わり、クレジットとともに6人の外交官の写真と演じた俳優が同時に映されて初めて、そっくりさんにして(そっくりさんを)キャスティングしたということがわかる。現実の話だから、人物の容貌にもこだわったリアリティさに脱帽である。 見ごたえのある作品だ。 2012年/アメリカ/120分/G 監督:ベン・アフレック 出演:ベン・アフレック、アラン・アーキン、ブライアン・クランストン、ジョン・グッドマン ケリー・ビシェ、カイル・チャンドラー、ロリー・コクレーン、クリストファー・デナム、テイト・ドノバン、クレア・デュバル、ビクター・ガー、ジェリコ・イバネク、リチャード・カインド、スクート・マクネイリー、クリス・メッシーナ、マイケル・パークス、テイラー・シリング 原題:Argo お薦め度 「アルゴ」★★★★(85%) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015.02.15 23:34:34
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