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テーマ:最近観た映画。(39941)
カテゴリ:家で見た映画
この作品、BSで放送されていたので、録画して見た。 「あれ?こんな作品だったかな?」「見たと思っていて、他の昭和残侠伝シリーズと勘違いしていたかな?」なんて思うくらい、見た記憶が全くなかった。記憶に残る藤純子の美しさも他の作品のような気がする。しかし、私の鑑賞メモでは映画館で見たこのシリーズの中では、本作が一番良いとしている。人の記憶とは、怪しいものである。 さて、やはり映画とは映画館で見るものなのだろう。 今回、テレビでこの作品を見てみたら、あまり感動というものがなかった。作品に関する既視感すらないのに、ワクワク感も感動もないなんて。33年前に映画館で見たものが認識しないながらも記憶の奥底に刻まれていて、新鮮な感動というものを呼び起こさなかっただけなのかもしれない。また、当時、健さんや藤純子にどっぷりはまったシンパの感情の中で感動したあの興奮は、やはりその時でないと味わえないものなのかもしれない。十代の恋が切なく感じるように、感受性豊かな若い頃にみた感動は、この年になってテレビでは呼び起こせないのかもしれない。 あの頃の感動で、この作品を見たかった。 1970年/日本/92分/G 監督:マキノ雅弘 出演:高倉健、加藤嘉、荒木道子、永原和子、藤純子、池部良、長門裕之 お薦め度 「昭和残侠伝 死んで貰います」★★★★(80%) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015.02.22 00:37:26
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