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カテゴリ:読書
“64”は何を暗示しているかと思ったら、昭和64年に起こった事件の符丁だった。面白くて読むのを中断できず、上下巻を脇において次の日をむかえるのは、気が気でなかった。未解決事件にかかわり、職務を遂行しようとする警察官の慟哭が聞こえてくる、そして、共鳴するような感じ。物語に引きずり込まれてしまった。さすがの横山秀夫である。
小説で読むとちょっとエンタテイメント過ぎるきらいもなくはないが、ここまで興味を引きずらせるのは、脱帽である。 いろいろなどんでん返し。目からうろこが続き、堪能できる作品である。 今の時代の小説なんだな。 【楽天ブックスならいつでも送料無料】64(上) [ 横山秀夫 ] 【楽天ブックスならいつでも送料無料】64(下) [ 横山秀夫 ] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015.03.17 23:36:18
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