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2015.05.19
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カテゴリ:家で見た映画
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鈴木保奈美の引退作品をやっと見た。
気にはなっていたが、ヒットしたうわさも聞かず、彼女が脱いだという割には、必見なんという声もきかなかった。

さて、この作品を見て思ったのは、あまりに冗長で焦点をしぼれば、122分でなくて105分くらいの作品になるんじゃないかと。テンポも出て良くなるんじゃないかな。
監督が脚本と編集もしているので、表現したいことを詰め込みすぎ、またカットできなかったんじゃないかなと推察する。その意味では駄作だ。
しかし、監督と趣味が合い、こののろいテンポを心地よいと感じる観客がいたかもしれない。
さて、この作品、終わってから考えてみると、映画「スタンド・バイ・ミー」に似た成り立ちをしている。主人公(作家)が過去を思い出すところから始まるのである。この作品はいきなりテレビレポーターとなっている彼(主人公)が映し出されるが、その姿が現在であり、そこから過去に戻って、京都で過ごした盲目の女性とのいきさつが語られることになる。表題である「いちげんさん」について説明もあるが、言葉だけの説明では、表題につけられた意味が分からない。(私は、ネットで原作の意図を読んで理解した)
この説明しているけれど、説明不足。いわゆる映像で見せなければいけないものを言葉で語ろうとして、それが不十分であるため、観客(私)はなかなか咀嚼(理解)できない。
彼(主人公)の話す日本語が、微妙にカタコトなので、違和感があった。日本人かと聞き間違えるくらいの流暢な話しが出来るくらいの方が良かったんじゃないだろうか。見た目で十分外人(フランス人)なのだから。

さて、相手役の鈴木保奈美が良い。素晴らしく良い。盲目の女性が彼女自身ではないかと思えるくらいの自然な演技だ。焦点の定まらない両眼も良い。と思って見ていたが、思えば、彼女の普段の演技の時でも焦点が定まらなく思える時があった。そのことを思い出して、もともと兼ね備えたものだったんだなと思えた。とはいえ、色気を感じさせない濡れ場は裸体の美しさが際立った。
鈴木保奈美の裸体が美しく、それだけで見る価値はあると思う。

2000年/日本/122分/

監督:森本功
出演:エドワード・アタートン、鈴木保奈美、中田喜子、渡辺哲、藤田宗久、蟹江敬三、塩屋俊

お薦め度
「いちげんさん」★★★☆(70%)






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最終更新日  2015.05.20 23:56:44
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