|
カテゴリ:映画館で見た映画
時間が出来たので久しぶりに映画を見に行った。 「バードマン」を見たくて六本木まで出かけた。 しかし、上映していない。昨日で終わったのか!? 仕方なく、「映画 ビリギャル」を見た。 原作は1年半ほど前に読んでいて、その時も男(塾講師)が書いたのか…と思ったけれど、映画もナレーションが男(塾講師)だし、それゆえ主人公はビリギャルでなく、男なんだな。そう、思ったのがエンディング、というかエンド・ソングで感じた。 作品は原作の味わいを損なうことなく、映画的味付けを足して(アンチテーゼというか、ビリギャルの対比として名古屋大学を目指す男子学生を出している)、時々、涙を誘う感動的なところもあり、超グッドであった。ビリギャルの有村架純がいいけど、あーちゃん(母)役の吉田羊もいい!(ただ、母役にはちょっと若すぎるか)伊藤淳史の塾講師役もいいんじゃないかな。BGMもとてもよく、映画の雰囲気を盛り上げていたと思った。 ただ、ラスト、ラスト・ソングのだみ声はなんだ!?不協和音に聞こえるその歌は…いけません。男が男による男のビリギャルを作ったがため、男によるラスト・ソングになったのかな。サンボマスター 「可能性」。歌詞もこの作品に合って作っているんだろうけれど、乗れなかったなぁ。いい楽曲、いい歌であれば、観客の紅涙や歓喜の涙をさそうこともできただろうにと思った。 海外のノンフィクション=実際にあった話の映像化の場合にエンドクレジット時に、主人公たちのその後を報告(字幕)してくれるんだけれど、今回も、実際の話だし、姉の影響を受け、妹も慶應義塾大学を受験し合格している話など、後日談を出せば、もっともっと希望が持てる作品になったと思う。そうしなかったのは残念。 2015年/日本/117分/G 監督:土井裕泰 出演:有村架純、伊藤淳史、野村周平、大内田悠平、奥田こころ、あがた森魚、安田顕、松井愛莉、阿部菜渚美、山田望叶、矢島健一、中村靖日、峯村リエ、吉田羊、田中哲司 お薦め度 「映画 ビリギャル」★★★★(80%) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[映画館で見た映画] カテゴリの最新記事
|
|