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カテゴリ:読書
殺しの現場から始まるので、いかにもミステリー。
そのミステリーの謎解きは・・・、犯人は・・・。読んでのお楽しみ。 クライマックスに向けて、ガリレオこと湯川学の葛藤がある。 良く出来た話ではあるけれど、さもありなんと展開に驚き、納得し、感心するけれど、うたい文句にある『ここに登場する湯川学は、「シリーズ最高のガリレオ」だと断言しておきます。-東野圭吾』というほどのものじゃない。最高のガリレオというならば、「容疑者Xの献身」が良く、「真夏の方程式」も捨てがたい。映画になるだけのことはある作品たち。それには及ばない気がする。 しかし、登場してくる人物は魅力的で、いつものことだが、犯罪者たちにシンパシイを感じてしまうことは否めない。そこはガリレオであり、東野圭吾のやさしさなのだろう。 【楽天ブックスならいつでも送料無料】禁断の魔術 [ 東野圭吾 ] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015.06.24 00:24:01
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