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カテゴリ:読書
天正少年使節4人の中で、ただ1人棄教した千々石ミゲルの妻である「たま」の視線を通して描いた歴史小説。
棄教した宣教師というと遠藤周作の「沈黙」を思い出してしまう。 殉教することが宗教なのか。 昨今のイスラム信者たちの自爆テロを考えると死が崇高なものとすることは良くない気がする。 どちらの作品も棄教することになるのだが、棄教することが信心、宗教という背反する命題となっている。胸に痛く、心に染み入る内容である。 合掌。 【楽天ブックスならいつでも送料無料】マルガリータ [ 村木嵐 ] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015.11.21 21:06:03
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