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テーマ:映画館で観た映画(8538)
カテゴリ:映画館で見た映画
「インディペンデンス・デイ」がどんな作品だったか、詳細は思い出せない。ただ、20年前はものすごい話題で、全世界を席巻した。世紀末が近かったこともあって、騒然となったのかもしれない。国を、世界を、地球を守るために果敢に戦ったアメリカ人たちをうっすらと覚えているくらいだ。 あれから20年。新たな敵が飛来した。地球外生物を侵略者として対峙する形はかわっていないが、敵の敵は味方とする論理。死をいとわず果敢に爆死するパイロットたち。それらを見ているとイスラム過激派たちとかわりない思想なのではないかと思えてくる。また、シーサイド・ボンズ(決死肉弾隊)は太平洋戦争当時のカミカゼや人間魚雷と同じではないかと思えてくる。それは是なのだろうか?アメリカや人類のために命を賭すというのは、あまりに直情的なのかもしれない。 ところで、今回、チャイニーズ・ビューティ(中国人美女)が登場する。アンジェラ・ベイビーだ。天使のかわいこちゃん(赤ちゃん)という芸名、あまりに源氏名すぎないか。また、アジア人としては日本人の勢いが失せ、中国人が再び台頭してきている。宇宙飛行士の実績から見れば、日本人がキャスティングされるべきだが、中国のパワーが現在強いということなのだろうか。 シャーロット・ゲンズブールが出演しているのにはびっくりした。クレジットを見るまで、全く気付かなかった。彼女とジェフ・ゴールドブラム以外はビッグネームもなく、前回ウィル・スミスが主役だったことを思うとちょっと知名度足りないかな。 とはいえ、宇宙船の巨大さや何かを感じるにはテレビよりもスクリーンといえよう。映画館で見るべき作品ではある。 2016年/アメリカ/120分/G 監督:ローランド・エメリッヒ 出演:リアム・ヘムズワース、ジェフ・ゴールドブラム、ビル・プルマン、マイカ・モンロー、ジェシー・アッシャー、トラビス・トープ、ウィリアム・フィクトナー、シャルロット・ゲンズブール、ジャド・ハーシュ、ブレント・スピナー、セラ・ウォード、アンジェラベイビー、ビビカ・A・フォックス、チン・ハン、デオビア・オパレイ、ニコラス・ライト、ジョーイ・キング 原題:Independence Day: Resurgence お薦め度 「インディペンデンス・デイ リサージェンス」★★★★(80%) 字幕翻訳:戸田奈津子 WEBLIO辞書より リサージェンス・・・ 英語「resurgence」の音写。もともとは復活・再起といった意味合いの語。日本語としては特に、害虫駆除において害虫の天敵である益虫をも駆除してしまい、結果として将来的に害虫の増殖を招いてしまう、といった事柄を指す場合が多い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016.07.24 00:31:51
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