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テーマ:映画館で観た映画(8543)
カテゴリ:映画館で見た映画
今評判の作品である。 「君の名は。」と“。”がついているのは、“モーニング娘。”なんかと同じつもりだろうか?時空を超えたものとしてはジブリ作の「思い出のマーニー」より好きだし、いいと思えるし、男女が入れ替わるという内容にしても映画「転校生」以来何度となく使われてきた素材だが、うまく生かされていて、良いと思える。映像が精密で作画も大変だったように思えるがCGを駆使すれば、それほど困難なことではないのだろうか。 さて、この作品、主人公がいい。タキよりみつはがいい。みつはがいいことによってぞんざいなタキが活かされている気がする。同じ時間や同じ時空、あるいはパラレルワールドかと思いきや、まったくの時空のねじれだということがわかるころになると近づきがたい相手になんとか近づこうとする一生懸命さが見るものの思いをいざない映画の向こう側へと連れて行ってくれる気がする。映像もきれいで音響も素晴らしく、地響き響き渡る映画館で見れたことは幸せである。その衝撃度は物語の衝撃度とあいまって、ハッピーエンドになってほしい、と思わずにはいられず、かといって時空のねじれから無理だと思える、不可能と思えるクライマックスは切ない。“誰そ彼”という、忘れてはならない君の名は、記憶の彼方へと消し去ってしまう。覚えていたい、書き留めたい、君の名は、君の名は…。 奥寺先輩が長澤まさみだったことに、驚き。奥寺先輩も良かった。 必見とお薦めしたい作品である。 2016年/日本/107分/G 監督:新海誠 出演:神木隆之介、上白石萌音、長澤まさみ、市原悦子、成田凌、悠木碧、島崎信長、石川界人、谷花音 お薦め度 「君の名は。」★★★★☆(90%) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016.09.04 19:47:33
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