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2016.10.30
カテゴリ：家で見た映画
 「オペラ座の怪人」の美少女（エミリー・ロッサム）が、こんなロッカーのやさぐれズベ公になっていたとは。ヒラリー・スワンクが主演なんだけれど、主役級で年を取ると出演する作品がなくなってきて、それでも何か意味のあるような作品に出たがる、出る傾向がある。そう思える作品だった。 ALS（筋萎縮性側索硬化症）に冒されたアラフォー女性をヒラリーが演じ切る。夫、友人と仲良かったはずなのに、病に冒されてからは閉ざされた、限られた世界へとなっていく。友達はいないのか、家族はいないのか、新しく知り合った人たちは、と、少し考えさせられる内容ではある。 これを見て、大いに感動したとか、感激したとか、そういったことはない。見たままというか、現代の社会、世界がこういう斜にかまえ見る世界なのかもしれない。生きるのも、それを描くのも難しい世の中になってしまった、気がする。 2014年/アメリカ/102分/ 監督：ジョージ・Ｃ・ウルフ 出演：ヒラリー・スワンク、エミー・ロッサム、ジョシュ・デュアメル、ロレッタ・デバイン、マーシャ・ゲイ・ハーデン、フランシス・フィッシャー、ジェイソン・リッター アリ・ラーター 原題：You're Not You お薦め度 「サヨナラの代わりに」★★★☆（70％） お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
最終更新日
2016.10.30 17:20:50
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