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カテゴリ:家で見た映画
この作品、ジュディ・ガーランドの名作として記憶しているが、はたしてそうであったのか。評判作ではあったらしい。 「スタア誕生」は、これまで三作作られているらしい。 1937年作は、ウィリアム・A・ウェルマン監督・ジャネット・ゲイナー、フレデリック・マーチ主演、デヴィッド・O・セルズニック制作。本作である1954年作は、ジョージ・キューカー監督・ジュディ・ガーランド、ジェームズ・メイソン主演。そして、1976年作のフランク・ピアソン監督・バーブラ・ストライサンド、クリス・クリストファーソン主演。ただし、この1976作の邦題は「スター誕生」である。 1976年作の「スター誕生」を見たのは1981年6月28日大毎地下劇場にて「ローズ」との二本立てだった。「スター誕生」は86点、「ローズ」は96点と採点している。1954年版のこの「スタア誕生」には、オリジナル版181分と公開上映版154分があり、1983年にはスチル写真を使った176分が製作されているとのことで、今回NHK-BSで放映されたのはスチル写真があったので、1983年製作の1954年版であろう。 途中まで、見ていると1976年の「スター誕生」の方が、良く出来ていると思って見ていたが、ラスト、本当にラストのラストのワンシーン、チャリティー・ショーの舞台上でヴィッキー(ジュディ・ガーランド)が述べた一言を聞いた時に、感動が全身を包み、涙がこぼれんばかりにあふれてきた。一瞬の大感動!このために、この作品は作られたんだ。そう思ったときに、1954年版は1976年版を越えた。 長編で、インターミッション(休憩)まで入る作品ではあるが、見ることができて良かった。感服である。 1954年/アメリカ/176分/ 監督:ジョージ・キューカー 出演:ジュディ・ガーランド、ジェームズ・メイソン、ジャック・カーソン、トミー・ヌーナン、ルーシー・マーロー、アマンダ・ブレイク、アービング・ベーコン、ジェームズ・ブラウン、ロータス・ロブ、リチャード・ウェッブ、サム・コルト 原題:A Star is Born お薦め度 「スタア誕生」★★★★★(100%) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017.02.05 19:30:42
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