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2017.06.05
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カテゴリ:家で見た映画
テイクディスワルツ.jpg

この作品、なかなかの映画だ。ゆれる女心というか、空気感。結婚している女性として、愛する夫へのもてあます愛情と表現のもどかしさ。ゆきずりの男に心惹かれるあやうさ。旅先で出会った男がはす向かいに住む人だったとは。挨拶をし、散歩をし、お茶を飲む。少しずつ男の距離が縮まる。
妻の愛を疑わない夫は仕事に夢中。

シャワールームでの何人もの女性のすっぽんぽんには驚いた。

愛している、愛している、愛している・・・女が選んだのは、どちらの男?

人生をかけての選択。

愛するがゆえの飢餓感を寂寞感を埋めるものは、何?

とてもとても、感じ入って見てしまった。

キャッチコピーは『しあわせに鈍感なんじゃない。さみしさに敏感なだけ』。

カナダの映画ゆえ、注目度が低いのかな。
主演のミッシェル・ウィリアムズが童顔のかわいらしい女性。「ブローバック・マウンテン」での記憶はないが、「マリリン7日間の恋」の記憶は確かで、マリリンを演じきっていた。先日見た「マンチェスター・バイ・ザ・シー」の元妻役も演技巧者で印象的だった。彼女の活躍に注目したい。

2011年/カナダ/116分/R15+

監督:サラ・ポーリー
出演:ミシェル・ウィリアムズ、セス・ローゲン、ルーク・カービー、サラ・シルバーマン

原題:Take This Waltz

お薦め度
テイク・ディス・ワルツ」★★★★(80%)





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最終更新日  2017.06.05 10:40:06
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