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2018.10.08
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カテゴリ:家で見た映画


「ミニヴァー夫人」が戦意高揚映画とは知らなかった。最後まで見たら、そのように感じることは出来たけれど。前年にあったダンケルクの戦いなども挿入され、銃後の暮らしというか、ロンドンの片隅、田舎町で暮らす中流家庭の婦人を中心に描かれる。上流家庭ではないと言われているが、今からすると見る限り、かなり裕福な家庭である。高価な帽子を買い、立派な新車を買い、となると中流家庭は庶民ではないのだと思ってしまう。
さて、この作品、裕福な中流家庭で華やかに暮らす一家が第二次世界大戦という時代の波に飲み込まれ、ドイツに対し対峙していかなければならない、自ら入隊し、戦う若者。上流社会との格差も描きながら、戦う意識を高め、鼓舞するような結末となっている。それゆえ、何度もリバイバルされていた恋愛ドラマの名作と誉れ高い「カサブランカ」と違い、再度の公開もほぼないのだろう。監督は「我等の生涯の最良の年」「嵐が丘」「大いなる西部」「ベン・ハー」「ファニー・ガール」「ローマの休日」のウィリアム・ワイラーであり、傑作であったことは当然といえよう。
この素晴らしい作品。戦意高揚作品をひしひしと感じるが、あからさまにそうでないところが、絶妙である。戦火の当時であれば、まったく、そのことに気づかず、若者たちはこの作品に感銘を受け戦地へと赴いたことであろう。
バラの花の品評会も組み込んであるのは秀逸である。

1941年/アメリカ/134分/G

監督:ウィリアム・ワイラー
出演:グリア・ガ―ソン、ウォルター・ピジョン、テレサ・ライト、メイ・ウィッテイ、レジナルド・オーウェン、ヘンリー・トラバース、リチャード・ネイ、ヘンリー・ウィルコクソン、マリー・ド・ベッカー、リス・ウィリアムズ

原題:Mrs.Miniver

お薦め度
「ミニヴァー夫人」★★★★(85%)





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最終更新日  2018.10.08 13:43:15
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