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テーマ:最近観た映画。(39999)
カテゴリ:家で見た映画
「わたしを離さないで」とは、どうしてこの訳なのか。原題が”Never Let Me Go”なので、『私を行かせなるな!』の意味合いのような気がするけれど。 カズオ・イシグロの作品は読んだこともなければ、映像化作品を見たこともない。これが初の彼原作の作品を見ることとなる。 主演のキャリー・マリガンはトリンドル玲奈に似ていて、ともすればトリンドルに見えてしかたなかった。 アンドリュー・ガーフィールドやキーラ・ナイトレイという一線級のスターが出演しているとは思いもよらなかった。 さて、この作品、クローンが主題であると思える。クローン人間が登場し、その者達が人間への臓器提供者として生かされ、人間が成人になって発病し、臓器交換することに用いられるという設定のようだ。描かれているのは寄宿舎にてクローン人間が養育され、成長とともに待機所となる共同生活宿舎に分配され、その後、臓器提供病院へ搬送される、というようなこと。クローン人間としての生き様が描かれているがオリジナル(人間)を探す旅ともいえるかもしれない。詳しい説明は何もない。なにゆえにクローン人間が生育され、提供されるのか、わからない。過ぎ去ってしまった1960年代や1970年代、1980年代で描かれていて、未来の話ではないようだ。 カズオ・イシグロが何ゆえにこのような作品を叙述したのであろうか? 2010年/イギリス・アメリカ/105分/G 監督:マーク・ロマネク 出演:キャリー・マリガン、アンドリュー・ガーフィールド、キーラ・ナイトレイ、シャーロット・ランプリング、サリー・ホーキンス、ナタリー・リシャール、アンドレア・ライズボロー、ドーナル・グリーソン 原題:Neve Let Me Go お薦め度 「わたしを離さないで」★★★(60%) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018.10.13 22:11:30
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