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テーマ:テレビドラマ(816)
カテゴリ:テレビ
今季、ひとつだけBSを見てる。それが、「サイレント・ヴォイス~行動心理捜査官・楯岡絵麻」だ。これは原作があって、取調室が中心で、登場人物も限られるから、それほどお金をかけなくて済む。だから、BS向きといえる作品なのかも。 なぜこの作品を見ているかというと、ひとえに主演の栗山千明に注目しているから。目鼻立ちのくっきりとした美形は注目を浴びただろうが、私好みでなく、綺麗な女優さんがいるんだな、くらいの印象だった。そう、どちらかといえば綺麗だけれど好きじゃないみたいな感情。それが、NHK朝ドラ「カーネーション」を見て、なぜか好感を持ち、それほど嫌でなくなった。今季はがんばってドラマをみようと思っていたところ彼女主演で心理捜査官という設定がおもしろく見ている。BSゆえチープな割にはしっかりとつくっていて楽しんでる。とはいえ、第一話は見逃し、第二話は黒焦げ死体が歯科医により別人とすり替えられていたという話で、まずまず興味を持ってみた。 さて、今回見たのは第三話。 占い師・預言者というか、あらすじによると霊能者とのことだが、その彼女が詐欺ではないかという話。この霊能者を演じている堀内啓子がいい。私としては、「表参道高校合唱部」での母親役しか印象がないのだが、劇団四季出身者なので演技派であることは間違いない。その彼女が、霊験あらたかにというか言霊(ことだま)というか言動と真実の積み重ねにより占ってもらう客はもとより占う彼女自身が霊能者として力を発揮する。ドラマの中でさえ、驚くほどの教祖様ぶりなのだから、現実の世界でこのようなとてつもない預言者があらわれれば信心深い人は信じ切ってしまうだろう。そう思わせるくらいのふっきれた芝居が最高だった。結果、ネタバレというか、犯罪の真実はつまらない内容だったが、それさえも現実世界で行われれば、ありえる恐怖感、なかなかのドラマであったといえよう。 今後も楽しみである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018.10.29 22:52:27
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