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カテゴリ:家で見た映画
怒涛の如く矢継ぎ早に出てくるセリフと字幕。まくしたてるかのような説明は難解というよりは複雑な内容の作品を表していた。 『モリーズ・ゲーム』(Molly's Game)は、2017年にアメリカ合衆国で公開された伝記映画である。監督はアーロン・ソーキン、主演はジェシカ・チャステインが務めた。本作はモリー・ブルームが2014年に出版した自叙伝『Molly's Game: From Hollywood's Elite to Wall Street's Billionaire Boys Club, My High-Stakes Adventure in the World of Underground Poker』を原作としている。なお、本作はソーキンの映画監督デビュー作でもある。( 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』) 実話原作を脚色しエンタテイメント映画作品として結実させた。 作品としての完成度、衝撃度、感激度からするとかなり上位で絶賛されるべき作品である。その道徳というか正義感というか、モリー・ブルームが持つ人間性、人としての矜持は素晴らしいものがあると感じ入るしかない。 「女神の見えざる手」「ゼロ・ダーク・サーティ」のジェシカ・チャステインが主演を務め、トップアスリートからポーカールームの経営者へと転身した実在の女性モリー・ブルームの栄光と転落を描いたドラマ。「ソーシャル・ネットワーク」でアカデミー脚色賞を受賞した名脚本家アーロン・ソーキンが、2014年に刊行されたブルームの回想録をもとに脚色し、初メガホンをとった。モーグルの選手として五輪出場も有望視されていたモリーは試合中の怪我でアスリートの道を断念する。ロースクールへ進学することを考えていた彼女は、その前に1年間の休暇をとろうとロサンゼルスにやってくるが、ウェイトレスのバイトで知り合った人々のつながりから、ハリウッドスターや大企業の経営者が法外な掛け金でポーカーに興じるアンダーグラウンドなポーカーゲームの運営アシスタントをすることになる。その才覚で26歳にして自分のゲームルームを開設するモリーだったが、10年後、FBIに逮捕されてしまう。モリーを担当する弁護士は、打ち合わせを重ねるうちに彼女の意外な素顔を知る。モリーの弁護士役をイドリス・エルバ、父親役をケビン・コスナーがそれぞれ演じる。(出展:『映画.COM』<解説>) 一度見ただけで、この作品の総てを理解できたとは言えないくらい、込み入っているし、人のうわさの正しくないことを身に染みて感じる主人公であるけれど。 感嘆した作品、と言っておこう。 東京では「早稲田松竹」にて12/15 sat.-12/21 fri. 2018 に上映される。 「モリーズ・ゲーム」と「アイ、トーニャ 史上最大のスキャンダル」の二本立て。 2017年/アメリカ/140分/PG12 監督:アーロン・ソーキン 出演:ジェシカ・チャステイン、イドリス・エルバ、ケビン・コスナー、マイケル・セラ、ジェレミー・ストロング、クリス・オダウド、ビル・キャンプ、ブライアン・ダーシー・ジェームズ 原題:Molly's Game お薦め度 「モリーズ・ゲーム」★★★★☆(90%) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018.11.17 12:46:05
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