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テーマ:テレビドラマ(813)
カテゴリ:テレビ
第9話が始まると、甲斐(織田裕二)がシニアパートナーになっていた。 今回の込み入った話、全てを理解できたとは思えないが・・・簡単に言ってしまうと、過大請求をして差額で裏金を作り、会社関係各位に袖の下を渡していたことに気づいた25年勤務の社員を不当解雇した、話。で、すったもんだしたあげく、その会社はつぶれた。つぶした?ということになった。 無資格の弁護士を使っているという点で、不正なのだが、それ以外は正当にまっとうにやります、やってます、というスタンスのドラマであるようだが、ことここに至っては、大人社会のまだら模様というか、玉虫色というか、善悪ではかたずけられない社会の暗部を浮き彫りにし、立ち向かうという、重量感のある内容になってもいいのでは、とも思えた。不正を働いたものが表舞台から去るという決着でいいと思えるのだが、会社がつぶれたとは、安易というか、無茶苦茶というか。 さて、このドラマでの若者の恋愛模様であるが、谷本砂里役の今田美桜はしどころのある、片想い女の子を演じている。その不憫さが好感持てる。しかし、対する聖澤真琴役の新木優子はいただけない。今回はつまらない役回りをさせられてしまった。真琴は鈴木(中島裕翔)が好きで積極的に行ってもいいけれど、直接行動は面白くない。砂里に負けじと女性からのキスなんて!ありえない。告白することもせず、好意を示すために自らキスをするという女性がいるだろうか。居酒屋で酒の勢いでといったご乱心などはあるかもしれないが、仕事場で・・・ありえない。あれだけのスタイルと美貌をもっていれば、男からせまるように仕掛けることもできるだろうに。そうしなかった、そうできなかったところに脚本の弱さと陳腐さを感じる。砂里ならやっていい、やるであろう行動と真琴ならやるであろう行動をはき違えてはいけない。真琴の描き方が違うと思う。 とはいえ、次週も乞うご期待。しっかり、見ようと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018.12.04 19:36:13
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