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テーマ:最近観た映画。(39936)
カテゴリ:家で見た映画
5年前の映画か・・・。 テレビ番組「映画天国」で放送していたのを録画して見た。 「映画天国」では少し前の作品を放送している。時々、見ている。 やはり良し悪し、善悪、可否、などなど、いいこととわるいことを表す言葉はいろいろあるけれど、やはりいいことを表す言葉、否定でなく肯定のことばがいいと思えるし、すきだ。「映画天国」でなく「映画地獄」では見る気がするだろうか? 余談はさておき・・・ 東京駅開業100周年を記念して東京駅を背景にドラマを描いたそうだが、それほど東京駅を強調していなくて、東京駅とタイアップの作品には思えなかった。それは、さておき、楽しめる作品かとわくわくしながら見て、本田翼が主役かぁ、と思いきやいくつもの話が並行して描かれていてクリスマスに至るまでの約2週間のドラマである。オムニバスストーリーと解説されているが、オムニバスというほどの区分けがあるわけでもなく、さりとてそれぞれのドラマが絡みがあるわけでもなく、ちょっとずつ進行していく、なかなかどっぷりと物語の世界へはまり込めない気もした。しかし、終盤クリスマスが近づくとそれぞれの思い、願い、が胸を突き、泣いてしまう展開であった。倍賞千恵子の役どころが良かった。玉木宏と高梨臨の組み合わせはそれなりに良く、遠距離恋愛の木村文乃と東出昌大の組み合わせは合わない気がした。また、東出の演ずる男の行動が、彼女を思っている男の行動ではないものであったので終盤のこの展開には不思議感があったなぁ。描き方に問題があるのか? クリスマスを舞台にしているが、クリスマスに見るには少しさびしい内容である、と思った。 <監督について> 監督・本木克英を監督・本広克行と勘違いしていた。似た名前だった。誤解した私がダメなんだけれど。本広克行は「踊る大捜査線 THE MOVIE」を見て、驚嘆し、「サトラレ satorare TRIBUTE to a DAD GENUS」を見て心酔し、日本映画界に素晴らしい監督が現れたと思ったけれど、「サトラレ ・・・」を超える作品を作っていない気がする。がんばってほしいなぁ。そして、勘違いした本木克英監督には申し訳ない。しかし、監督作「超高速!参勤交代」は面白く、続編「超高速!参勤交代 リターンズ」を作ったほどだから、コメディの腕はあると思う。この映画作品で深田恭子を綺麗に撮っていたのには感心した。いいコメディ作品を期待する。 2013年/日本/106分/G 監督:本木克英 出演:玉木宏、高梨臨、木村文乃、東出昌大、本田翼、市川実和子、時任三郎、大塚寧々、小林稔侍、倍賞千恵子 お薦め度 「すべては君に逢えたから」★★★★(80%) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018.12.05 20:24:23
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