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2018.12.14
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カテゴリ:テレビ


とうとう、このドラマは終わってしまった。資格をはく奪された小鳥遊翔子が弁護士に戻るとか、服役中の受刑者・守屋至(寛一郎)の刑期が短縮されるとか、何かしら目に見える形での結果が示されると思っていたが、そんなことは一切なく、弁護士会会長の天馬(小日向文世)が職を追われるだけで終わってしまった。このことで納得がいった視聴者はいいかもしれないが、私としてはまったく消化不良だし、腑に落ちないこと多し、で第2話の出来映えが相当良かっただけに、この最終話では残念であると思える。

今までのドラマからすると父無し子(ててなしご)は母親への恋慕が強く、反面、父親には憎さしか持ち合わせていないものが多かった。子供に憐憫と愛情を感じた父親が懺悔してしまうことに対して、子供のほうは反感で恨みつらみしか表出しないというものであった。そのせいか、このドラマでは逆で、父親に対して恋慕する息子・大峰聡(速水もこみち)と親子の事実を認めず一刀両断する父親・天馬(小日向文世)を見て、しら~~っと感じ、ドラマに乗っていけない気がした。
天馬が職を追われる立場になったあと、記者に取り囲まれ、それまでの秘書と対峙するシーン。そこで秘書(宮本茉由)がそれまでの意趣返しとして赤ワインをひっかけるけれど、面白いものではなかった。気休めというか、おもしろいと楽しんだ人はいるのだろうか。

少し戻るが、公判では天馬の弁護人である海崎(向井理)が小鳥遊を陥れる証拠と称してドライブレコーダーを再生するが、その中身は大峰と天馬の親子を認定できる密談であり、本来、弁護士としてはあるまじき行為である。現実は知らないけれど、このような弁護人に対する背任行為をしてしまうと、真実はともかくとして弁護士不適格とされてしまうのではないだろうか。弁護士資格は失わなくても弁護士としての業務は行えなくなる気がする。弁護人に対する背任行為をして、代表に対する下剋上とも思える反逆行為をして、事務所を乗っ取るという展開はドラマとしての品格を落とし、また、向井理の役回りとしては似つかわしくない気がした。本来、ドラマとは主人公が自ら奮闘すべきもので、その言動に視聴者は共感などを覚えてカタルシスに陥るものだと思う。その点、脇役というか、弁護士資格を持たないがゆえにまわりの弁護士やパラリーガルに手助けされて活路を見出すという展開で描いてきたドラマではあるが、ことこの一点に関しては小鳥遊自身で証拠提出すべきものであったと思う。そうすることによって見る者は小鳥遊に拍手をおくり、場合によっては紅涙をしぼる傑作になったと思うから。

というわけで、最終話としての見どころ、見ごたえは感じないまま、ドラマは終わってしまった。





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最終更新日  2018.12.15 14:35:50
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