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カテゴリ:家で見た映画
「ジュリアス・シーザー」というタイトルではあるけれど、彼を刺殺したブルータスの物語である。 盟友、シーザーから全幅の信頼を得て弁舌の立つブルータスが、アントニーに演説を許したがゆえにローマから追われる身になってしまうとは、そして、軍事衝突による決戦は戦略的に負けてしまっていたブルータス一派。結末はこのようなことになろうとは。 シェイクスピアが描こうとしたものは、何だったのか。 高潔である人たちによる正義ゆえの粛清は、やはりあってはならないものなのではないだろうか。 また、雄弁に語り、市民を扇情することもあってはならないと感じた作品であった。 デボラ・カーの美しさは素晴らしい。 1953年/アメリカ/120分/ 監督:ジョセフ・L・マンキウィッツ 出演:マーロン・ブランド、ジェームズ・メイソン、ジョン・ギールグッド、ルイス・カルハーン、エドモンド・オブライエン、グリア・ガーソン、デボラ・カー、ジョージ・マクレディ、マイケル・ペイト、リチャード・ヘイル、アラン・ネイピア、ジョン・ホイト、ダグラス・ワトソン、ジョン・ドーセット、ウィリアム・コトレル、ジョン・ハーディ、イアン・ウルフ、モーガン・ファーレイ、ダグラス・ダンブリル、リス・ウィリアムズ、マイケル・アンサラ 原題:Julius Caesar お薦め度 「ジュリアス・シーザー」★★★☆(70%) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019.04.29 16:12:04
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