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2019.06.23
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カテゴリ:映画館で見た映画



とても素敵なチラシだ。
シンデレラのガラスの靴ならぬ、ガラスの城、そして約束。肩車する親子に思いを巡らす女性の画像。とても素敵なアットウォームな、はらはらと涙を流せる物語を期待した。実話でもあるし。
この作品は、それとはまったく違った。
失業者で夜逃げを繰り返すアル中父親に、育児放棄の売れない画家の母親。そのもとで育った次女が主人公。ニューヨークでマスコミのライターとして生き、億ションに住み、優しい婚約者と同棲する敏腕ライター。ディナーでの婚約者の商談もうまくまとめる。
回想で繰り広げられるのは幼少期、少女期、青年期での両親との軋轢。姉弟、そして妹との絆で生き延びた日々。
見ていて、楽しいものではなく、何ら解決されるものもない。
クライマックスをむかえ、家族の絆をあらたにしたときに、映画は終わる。
実話作品によくある本人たちの登場がクレジットと前後して現れるが、必要以上に多い。今は幸せ、といいたいのか。
見るにはしのびない作品に思えた。
ナオミ・ワッツも歳をとったなぁ。(母親役)

2017年/アメリカ/127分/G

監督:デスティン・ダニエル・クレットン
出演:ブリー・ラーソン、ウッディ・ハレルソン、ナオミ・ワッツ、マックス・グリーンフィールド、サラ・スヌーク、ジョシュ・カラス、ブリジット・ランディ=ペイン


原題:The GLass Castle

お薦め度
「ガラスの城の約束」★★★(60%)
字幕翻訳:稲田嵯裕里

注意!ネタバレ!!

子供を通学させず、やけどで入院した病院から娘(少女)を拉致し、逃亡。夜逃げを繰り返すアル中暴力父親に育児放棄の売れない画家の母親。長女、次女、弟、歳の離れた妹の4人兄弟。面倒を見てくれない親に監視されながら兄弟の結束は高まる。
今は、ニューヨークのマスコミ記者として活躍し、高級レストランで商談をする婚約者を持つ次女。思い出すのはトラウマとなる過去の家族との生活。父親との軋轢。子だもたちを追いかけてニューヨークに浮浪者、不法滞在(無人アパートに侵入)する両親。結婚の報告も、婚約披露パーティーも悲惨な結末をむかえる。
見ていて、楽しいところはほぼなく、異常な親子関係、家族の姿にダメージを受ける。それに加えて祖母の業状。昔、祖母の息子(父親)に性的虐待をしていた由。
なにがなんだか、おまえにガラスの城をつくってやると豪語する父親に感化され、されど嫌悪し、忌避したあとでの死期を前にした和解(?)
実話によくある、クレジット前に本人たちの登場による大団円。このようなものでいいのか、このような終わり方でいいのか。亡き父を懐かしむ姉弟と主人公たち。
実話だからと見てみてもなんら面白くも楽しくもなく、感動もない。
ただ、クレジットにあった同じように暴力を受けた人々に捧ぐみたいな一文は、だからこの作品を作りたかったのだと思わせた。





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最終更新日  2019.06.23 13:00:33
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