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テーマ:最近観た映画。(39934)
カテゴリ:家で見た映画
グレタ・ガルボの名声は知っていてもその作品を見ることはなかった。今回、初めて見た。 最近、よく見るジョーン・クロフォードとの共演だが、同じ年齢なのにジョーンのほうが、若く美しく見える。気のせいか。 男爵役のジョン・バリモアがいい。余命いくばくもないクリンゲライン役のライオネル・バリモアもいい。それとジョーン・クロフォード。この主役三人に愛着がわく。憎まれ役のウォーレス・ビアリーと名花グレダ。ガルボはなくてはならない存在であろう。 電話交換手で始まって、電話交換手でクライマックスというのは当時、電話が最先端であったのだろう。それを取り入れているグランド・ホテルは最高級であるという表現でもあるのかもしれない。 ホテルの宿泊たちが交差する人生模様。人生におけるお金の意味を語って雄弁な作品であると思う。人物たちの関係性や性格を理解するまではちょっと複雑な作品に思えたけれど、見終えた時にはアカデミー作品賞をとるだけのことはある映画に思える。 1932年/アメリカ/112分/ 監督:エドマンド・グールディング 出演:グレタ・ガルボ、ジョーン・クロフォード、ウォーレス・ビアリー、ジョン・バリモア、ライオネル・バリモア、ルイス・ストーン、ジーン・ハーショルト 、ロバート・マクウェイド 原題:Grand Hotel お薦め度 「グランド・ホテル」★★★★(80%) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019.06.30 19:13:53
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