マイライフ・マイシネマアルカディア

超人と超人が戦うならわかるけれど、超人対人間なわけだから、どんなに鍛えていようとも目から光線を出す超人に勝てるわけない。そう思いながらこの作品を見始めた。
冒頭のガラガラと大都市、ビルディングが崩れ落ちる光景は何を意味してるのか断然としなかったが、ここにバットマンがスーパーマンを敵とする要因があったことがわかる。
そうそうたる面々、ベン・アフレック、ヘンリー・カビルの両主演に加え、エイミー・アダムス、ジェシー・アイゼンバーグ、ダイアン・レイン、ローレンス・フィッシュバーン、ジェレミー・アイアンズ、ホリー・ハンター、ガル・ギャドットと主役級が名前を連ねる。それだけでも超大作ということがわかる。
話としてはちょっと込み合っていて、複雑でバットマンとスーパーマンの対峙もしっくりとこないなかクライマックス、エンディングへと展開する。
こんな顛末になってしまって良いのか？と思わずにはいられない。しかし、この劇薬のようなクライマックスこそが現代では注目を集める手段なのかもしれない。スターキャラクターがぶつかり合うのは、おもしろくはあるが、いきすぎるとどうなのだろうか。
スペクタクルな見ごたえは十分である。

2016年/アメリカ/152分/G

監督：ザック・スナイダー
出演：ベン・アフレック、ヘンリー・カビル、エイミー・アダムス、ジェシー・アイゼンバーグ、ダイアン・レイン、ローレンス・フィッシュバーン、ジェレミー・アイアンズ、ホリー・ハンター、ガル・ギャドット、TAO、スクート・マクネイリー、カラン・マルベイ、ローレン・コーハン、マイケル・シャノン、リプリー・ソーボ、レベッカ・ブラー、ハリー・レニックス、レイ・フィッシャー、エズラ・ミラー

原題：Batman v Superman:Dawn of Justice

お薦め度
「バットマンvsスーパーマン　ジャスティスの誕生」★★★★（80％）