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カテゴリ:家で見た映画
映画「シックス・センス」ほどの傑作を望むことは無理なことなのか。 「アンブレイカブル」「サイン」「ヴィレッジ」など不可思議な世界を描いてきて、久々に見たマイケル・ナイト・シャマラン監督作「スプリット」。多重人格者の話なので、精神分裂症の意味で”スプリット”なのかも、と思えたが、どうもそうではなさそうだ。生き残った者とそうでなかった者のスプリットなのか、社会からのスプリットなのか。 しっかりとした作品作りはされているけれど、その真意に感動度に疑問がわくと思った。 この作品を作った監督の意図を考えてしまった。 あえて見るほどの作品ではないと思える。 2017年/アメリカ/117分/G 監督:M・ナイト・シャマラン 出演:ジェームズ・マカボイ、アニヤ・テイラー=ジョイ、ベティ・バックリー、ヘイリー・ルー・リチャドソン、ジェシカ・スーラ、セバスチャン・アーセラス、ブラッド・ウィリアム・ヘンケ、ニール・ハフ、M・ナイト・シャマラン、ブルース・ウィリス 原題:Sprit お薦め度 「スプリット」★★★(60%) <ネタバレ> 多重人格者において実際このような知能・筋力・運動量の爆発的向上があるのだろうか。この作品を通じて監督シャマランは何を描きたかったのか。思えば、多重人格者の中の新しい人格の目覚めなのか?なにゆえに女子高生3人を拉致監禁したのか。その目的は、裸踊りを見たかったためなのか。24番目の人格は野獣なのか。疑問、不思議に思うことが多く、このような精神的病気を抱えた患者を訪問するときに老婆が一人で訪問するものなのか、屈強な男性ないし警官のような人々を連れて行くものだと思うが。特に危機的緊急時である。 監禁された高校生が脱出を試みることが何回もある。場所がどこかわからないためなかなか抜け出せない。窓もない広大な住居。エンディングに動物園の地下施設だと判明した時に、そうだったのかと思える。 拉致監禁とともに描かれる女子高生の幼少期の映像。時系列に何度も振り返られる父娘と叔父さんの姿。それは何を伝えたかったのか。見ている私には理解が乏しく、隔靴掻痒な思いしかしなかった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019.11.09 23:42:37
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