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テーマ:テレビドラマ(816)
カテゴリ:テレビ
第5話、第6話、第7話、第8話と立て続けに見た。 先週、見終えたのだが、なかなか書く時間がなくて・・・。 第5話の女流棋士の話はベトナムをとりあげているところが時流というか今時と思える。しかし、テレ東の限界なのか、交渉場所となる相手事務所は一か所だけで登場人物もゲストの野間口徹だけ。がんばっているが限界が見えてしまった(?) 第6話はいい! ゲストも国仲涼子というなかなか見ない美しくかわいい女優さんなのでセレブブランドの二代目としての役柄もピッタリ。またこのブランドの洋服もさもありなんと思える高級感あふれるけれどやや年配向きと思え、照準ピタリと思えた。芝居巧者の黒川智花も出向者として登場し、店舗もハイソサエティを感じさせる場所にロケをしているので、見せ所、見どころがあった。華やかさがあり好感が持てた。高級ブランドの通販。そして、子会社からの切り離しと甘くはない妥当な選択が、これまでのドラマの展開と違っていて楽しめた。出向者が転出するのではなく、親会社(五木商事)に残り、通販部署に異動を求めるのも頼もしく腑に落ちる内容であった。 第7話の社内託児所の話は現代の会社が考えなければならない問題の一つで、そこに目線を向けたのも女性目線として良く思えた。6話からのいい流れを引き継いで、これも良かった。 第8話が最終回とは驚きだ。視聴率がとれなくて打ち切りかと思えたが、それよりもネタ切れなのかもしれない。裏取引で公共事業取得という闇を取り上げたのはビジネスドラマっぽいけれど、物語には疑問符をつけざるをえない。副社長(奥田瑛二)と厚生労働大臣(山田明郷)の関係からずぶずぶ関係と思えるだけにこういう結末が待っていようとは予想もできなかった。新空港建設であれば管轄は国土交通省であるべきで厚労省の役人が裏で手を回せるはずもなく、合点がいかなくなった。また、コネ入社の息子が親や親族にさからうことも考えにくく、ラストには副社長までものわかりの良い人になるなんて。7話までの悪役が台無しだ。とはいえ、この新空港入札に絡んでこれまでハルが手掛けた案件がフルに参入されていたことには物語の集約という点において脱帽し、感心した。感動的なところも多く、見て良かったと思える今季ドラマであった。 今さらながら、脚本家・龍居由佳里を記憶にとどめた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019.12.21 20:45:35
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