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カテゴリ:家で見た映画
「なんて日だ!」ならぬ「なんて映画だ!」 8年も前に作られた未来映画。21世紀に作られているのだから未来映画といってもよい。20世紀の人間には21世紀が迎えられると思っていなかったのだから。 過去に「アンドリューNDR114」という映画があったが、それとはまた違い、驚く内容の作品だ。起承転結があるとするならば、転まではかなり退屈なもので正直、眠気との戦いであった。しかるに、不可思議な身の回りの世話役がいるので、この物語の秘密に早く気づけばよかった。驚くべき、そして恐るべき秘密に慄(おのの)くこととなる。 主人公が美少女ゆえ、そのかわいらしさに幻惑されてしまうけれど、真実は冷酷であった。 人と人とのつながりは記憶なのか。 希薄に描かれた男女関係と秘密に閉ざされた親子関係。 スペインの映画賞であるゴヤ賞で特殊効果賞を受賞した素晴らしい映像は、どのようにして撮影表現したのか驚くばかりである。 人道的科学的に深遠な内容は結末の出来事とともに理解不能なのかもしれない。 2011年/スペイン/94分/G 監督:キケ・マイヨ 脚本:セルジ・ベルベル、クリスティーナ・クレメンテ、マルティ・ロカ、アインツァ・セラ 出演:クラウディア・ベガ、ダニエル・ブリュール、ルイス・オマール、アルベルト・アンマン、マルタ・エトゥラ 原題:Eva (「エヴァ」) お薦め度 「EVA エヴァ」★★★☆(70%) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.05.09 16:47:54
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