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カテゴリ:家で見た映画
クリント・イーストウッド、90歳の誕生日、おめでとう。 「運び屋」を見た。 新聞記事に載った90歳の運び屋に着想を得た作品。製作時88歳のクリントは何を思っただろうか。 監督はクリント・イーストウッド。運び屋をクリント。その妻をダイアン・ウィースト。麻薬捜査官をブラッドリー・クーパー。同僚をマイケル・ペーニャ。その上司をローレンス・フィッシュバーン。麻薬王はアンディ・ガルシアという布陣。 花の栽培と品評会に生活のすべてをかけた男。家庭を顧みず、ひたすら農場で過ごす日々。それが、インターネットの通販に押され、負債をかかえ、差し押さえ、立ち退きという状態になった。全米をトラックで走り回っていた男は、”運び屋”をすることとなる。そして…。 ”90歳の運び屋”の話を映画にする。それが実現したのはとにもかくにもクリント・イーストウッドという存在があったからだろう。演技なのか、事実なのか背がやや曲がってしまった男は縮んだ感がある。 疎遠、絶縁となってしまった家族との再会、交流がうまくいかないのは、男がしてきた過去のしっぺ返し。妻の死期がせまり…。 娘役が実娘のアリソン・イーストウッドとのこと。父の七光りで出演出来ているが、演技もしっかりできていたと思う。 2018年/アメリカ/116分/G 監督:クリント・イーストウッド 原案:サム・ドルニック 脚本:ニック・シェンク 出演:クリント・イーストウッド、ブラッドリー・クーパー、ローレンス・フィッシュバーン、マイケル・ペーニャ、ダイアン・ウィースト、アンディ・ガルシア、イグナシオ・セリッチオ、アリソン・イーストウッド、タイッサ・ファーミガ、ユージン・コルデロ、ローレン・ディーン、グラント・ロバーツ、ピート・バリス、ロバート・ラサード、ソウル・ウエソ、ノエル・G、クリフトン・コリンズ・Jr.、ダニエル・モンカダ、ポール・リンカーン・アラヨ 原題:The Mule(「ラバ」) お薦め度 「運び屋」★★★☆(70%) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.05.31 17:01:00
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