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2020.06.06
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カテゴリ:家で見た映画


渋谷のパルコ前のポスターを見た時から気に入って応援している妻夫木聡とテレビドラマ「失恋ショコラティエ」のセフレ役で気に入った水原希子が出演しているので見てみた。
身長が随分と違うのに江口のりこと安藤サクラが混濁し、一人二役かと思った。永ちゃん(矢沢永吉)ばりのリリー・フランキーの振り切った演技。天海祐希の振り切った演技は見もの。新井浩文の役どころは的を得ているが、セルジュ・ゲンスブールばりのフランス人と寄り添う彼女を彼女としてもっている男なら松尾スズキでは色気が足りないかも。
奥田民生のファッションセンス、ダサダサ感も楽曲もピンとこない私はこの作品に引き込まれることもなく見終えた。内容はなかなかの見もので濃厚キスシーン満載で脳内アドレナリンが出まくる感じではあったけれど。見てみて、「モテキ」のような作品だなと思ったら、同じ大根仁監督だった。彼の作品では「バクマン。」が最高と思える。

<ネタバレ>
ハーフであり、モデルである水原希子のエキゾチックな顔立ちと抜群のプロモーションはいうことなし。それほど美形な顔立ちでもないのに美女に思えてくる不思議さ。彼女をとらえるアングルも男心を刺激する。小悪魔というか男を魅了する意識高い系女子を演じてグッド。ブッキー(妻夫木聡を僕はこう呼ぶ)はブッキーらしくふつうの一般人を演じて〇(マル)。まるで普通人で良し(笑)。女に振り回されるというよりも自作自演、自滅していく姿が痛々しくも哀しい。また、私自身の過去の記憶も呼び起こされ、古傷(惚れた女に対処できない苦しさ)に触れてしまった。出版業界の派手さとイケイケ感とズタズタ感が不安定な男女関係の中で絶妙に描かれていた気がする。ただ、奥田民生にそれほどの思い入れも記憶も歴史もないので共感して感激することはなかったのが残念である。主人公のように奥田民生礼賛者であれば満点の作品なのだろうか。そもそも奥田民生自身、この作品をどう思っているのだろうか。
さて、クライマックスの三角、四角関係の刃傷沙汰であるが、唐突に表舞台に出てくる編集長(松尾スズキ)の男の魅力に疑問を感じるだけに状況が素直に入ってこない。いったい誰(どのような俳優)であればよかったのだろうか?また、水原希子演ずる天海あかりという女性が存在すらしなかったという落ちは、どういう意図?謎である。

編集長役は松尾スズキよりもリリー・フランキーのほうが中年(初老)の男の魅力があるのでは?だとしてもリリー・フランキーではセルジュ・ゲンスブールばりにならないのか…。本人そのものよりも化けてセルジュ・ゲンスブールばりになるしかない。津嘉山正種では歳をとりすぎているし、年齢からすると豊川悦司や渡辺いっけいなのだろうか。ムズいキャスティングだ。ドラマ「重版出来」の編集長、松重豊もいいかも。

2018年/日本/116分/G
監督:大根仁
原作:渋谷直角

脚本:大根仁
出演:妻夫木聡、水原希子、新井浩文、安藤サクラ、江口のりこ、天海祐希、リリー・フランキー、松尾スズキ、松本まりか
        
お薦め度
「​奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール​」★
★★☆(70%) 





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最終更新日  2020.06.06 19:39:47
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