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テーマ:最近観た映画。(39940)
カテゴリ:家で見た映画
こんなばかばかしい作品で感動して泣くとは思わなかった。 それだけに絶妙なキャスティングだと思う。 メリル・ストリープのみごとな演技がなければ、これほどまでの感動作にならなかったし、マダム・フローレンスの持病の衝撃、実話という重みが見ていてのしかかってくる。 一大コンサートのところでは、ニナ・アリアンダ演ずるアグネス・スタークの恫喝(抗議)がものをいった。伴走者コズメを演じるサイモン・ヘルバークも絶妙な顔芸を見せるし、愛人役のレベッカ・ファーガソンもいいし、相手役のヒュー・グラントがこれまたいい演技をする。 歳老いて、なお血気盛んな女性を演じきったストリープ、さすがである。 これまでいくつものストリープの作品を見てきたが、感嘆し、彼女の演技に恐れ入ったのはこれが初めてである。 このコメディ、元ネタが事実なだけに疑いようがなく素晴らしい。 2016年/イギリス/111分/G 監督:スティーブン・フリアーズ 脚本:ニコラス・マーティン 出演:メリル・ストリープ、ヒュー・グアrント、サイモン・ヘルバーク、レベッカ・ファーガソン、ニナ・アリアンダ 原題:Florence Foster Jenkins (「フローレンス・フォスター・ジェンキンス」) お薦め度 「マダム・フローレンス! 夢見るふたり」★★★★(80%) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.07.11 22:37:50
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