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2020.08.08
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カテゴリ:注目の人
小柳ルミ子が引退というネット記事を見てみると、コロナ禍で仕事がなく、これほどまでに仕事がないのは自分の力のなさなのかと思い、引退を考えていたとのこと。とラジオで発言。しかし、同じ事務所のユッキーナが引退して、先を越されちゃった。事務所の社長や副社長は本当によくしてくれるので、この方たちは裏切れないと思ったという、ことのようだ 。(以上ネット記事より)

小柳ルミ子は嫌いじゃないというか、好きな歌手?いや、ダンサー、いやエンターテナーなので気になった。
【 RUMIKO KOYANAGI OFFICIAL SITE by AMEBA  小柳ルミ子オフィシャルブログ】​というブログがあったのでのぞいてみる。



「おおー!!」
この画像を見た時に、足げく通ったディナーショーが思いだされた。
かれこれ25年くらい前だろうか。世はバブルが崩壊し景気が底で、その底がどこまであるかわからない最悪な事態だったかもしれないが、当時勤務していた通信系代理店では携帯電話が売れに売れて遅れてやってきたバブル状態であった。そして、なぜか会社の仲間たちと(といっても役員のお供についていく)ディナーショー鑑賞に熱心だった。いろいろな人たちのディナーショーを見聞した。
松田聖子、郷ひろみ、西城秀樹、加山雄三、工藤静香、今陽子、中森明菜、小柳ゆき、など、ほかにも見に行ったかもしれない。
松田聖子は警備が厳重で、ステージ下にはソーシャルディスタンスでボディガードが分散していた。とても近寄れません。郷ひろみはショーに徹して、終わるとカーテンコールもなかったので、寂しく感じた。西城秀樹はフレンドリーで会場入り口からの再登場で握手していただいたときに温かい手のぬくもりに温かい人柄を感じた。加山雄三は地方のホテルで小さい空間だったのでアットホームさを感じ、ほぼすべてのテーブルを回り握手されていて温かみを感じた。加山雄三のお母様の小桜葉子のファンの年配の女性もいらして歓談されてとても温かい印象を受けた。工藤静香は当時でなく近年にショーを見に行ったのかもしれない。最後にディナーショーに行ったのが15年ほど前なので、その頃かもしれない。彼女も会場入り口から再登場の折には、握手していただいた。観客とガードするスタッフにもみくちゃにながらその細さと美しさよりも強烈な芳香の香水のかおりに衝撃を受けた。今陽子は品川のホテルのレストランだったかも。こじんまりとしたムードあるショーであった。中森明菜は昔、ファンだったので期待したけれど、テレビで見てた当時の声量はなく、時に聴こえないほどだったように思う。若い時の大成功がありながら人間関係で自滅し、その後、返り咲くところまでいけないのが残念である。とはいえ、実物が見られた嬉しさはいうことなし。小柳ゆきは声量に期待したが期待通りの声量だった。ただ。ショーとしてはいいけれど、ディナーショーとしては華やかさに欠けたかも知れない。その意味では後年見た、ミュージカル「ウィズ~オズの魔法使い~」の小柳ゆきの方が良かった。
あ!大地真央のディナーショーに行ったことを思い出した。観客から数人選ばれてステージで握手するというコーナーがあり、年配のお客様が多かった中で一人抜きんでて若かった(?)ので選ばれて握手していただいた。白魚のような白さとしっとりと冷たい手が印象的だった。真近で見る真央さんはとても白く美しく驚嘆した覚えがある。これほど美しく演技も素晴らしい女優を映像で映画で生かせていない。彼女の代表作がないのが残念である。タカラヅカでの彼女を見ることはなく退団後のミュージカルスターとしての真央の作品をいくつか見たけれど、「マイ・フェア・レディ」のイライザ役は圧巻であった。素晴らしい!!(最近、ミュージカルも見に行ってないなぁ)
と数多くのディナーショーを見たけれど、ミュージカル好きでもある私にすれば小柳ルミ子は圧倒的圧巻のディナーショーを繰り広げ、歌とダンスで魅了してくれた。ミュージカル・ダンサーとして君臨する小柳ルミ子をスペシャルダンサーたちが支える絵図は見ごたえ見どころ十分、十二分だった。素晴らしかった。当時、夫だった賢也くん(大澄賢也)を『愛で踊る、愛のダンサー』と紹介していたのが、忘れられない。ブログ表紙にあるアメリカの国旗を模した衣装はディナーショー後期のものだと思う。小柳夫妻のディナーショーは5、6年ショーがなくなるまで個人的に追っかけた。都内でないときには千葉まで見に行った記憶がある。ショーが人気で新宿シアターアプルでダンスショーがあった時にも見に駆け付けた。歌も踊りも超一流。芝居もできる小柳ルミ子。宝塚音楽学校を首席で卒業したのだから当然と言えば当然なのかもしれない。しかし、野球における走攻守、三拍子そろった選手がなかなかいないように、歌・芝居・踊りの三拍子をそろえたスターもなかなかいない。小柳ルミ子は稀有なタレントなのである。
映像でみせる演技としては映画「白蛇抄」とテレビ「家なき子」しか印象がないが、歌手活動に重きを置く小柳にとって演技は重要視するほどのものではないのかもしれない。とはいえ、「白蛇抄」では日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞しており、池上季実子(「陽暉楼」)、坂本スミ子(「楢山節考」)、田中裕子(「天城越え」/「男はつらいよ 花も嵐も寅次郎」)、夏目雅子(「魚影の群れ」/「時代屋の女房」)といった女優陣をおさえての受賞ゆえ、その優秀さがわかるといえよう。この作品、「白蛇抄」を見ているけれど、若山富三郎と小柳ルミ子が濡れ場シーンでくちゅくちゅやってる記憶しかなく、その印象が強い。

さて、形ばかりのタカラヅカデビューをしたのち退団。世の中がアイドル一色になる1980年代の10年ほど前、1970年のことである。顔を売るために歌手より先にNHK連続テレビ小説「虹」で女優デビューとある(Wilipedia)が、この作品は見ておらず、知らない。
1971年歌手デビュー。デビュー曲「わたしの城下町」は素晴らしく大ヒットし、日本レコード大賞最優秀新人賞での涙も印象的だった。天地真理の「水色の恋」、南沙織の「17才」と同期の3人は新三人娘とも呼ばれた。伊東ゆかり・中尾ミエ・園まりの三人娘のあと、森昌子・桜田淳子・山口百恵の中三トリオの前の三人娘である。こうして取り上げられること自体、人気のあった証といえよう。当時は子供向け番組に出演していた真理ちゃん、天地真理のファンであった(笑)。
さて「瀬戸の花嫁」で大大ヒットを飛ばした小柳ルミ子は歌手として歩むが、「星の砂」「おひさしぶりね」「今さらジロー」くらいしかすぐにはでてこない。
小柳ルミ子がスターになったのには所属した渡辺プロダクションの力があったけれど、独立問題で干されたので最も活躍できるときに芸能界で仕事ができなかったことは悔やまれる。とはいえNHK紅白歌合戦にはでているようで当時のNHKには矜持があったんだと思う。そのNHK紅白歌合戦でステージダンサーの大澄賢也と出会い、結婚することになる。そして二人の愛がディナーショーに結実していたと思う。あれほどのステージを、あれ以上のステージをディナーショーでは見たことがない。とても素晴らしいディナーショーであった。
二人の別離によって胡散霧消してしまったディナーショーであるが、残念なことこの上なかった。それ以降、二人とも気にはかけていたが、目にすることも少なくなり、心の奥底にしまったものとなった。
そして、ふたたび小柳ルミ子を注目するのがサッカーであった。歌でもダンスでも芝居でもなく、サッカーファンとしての一家言。見ると本まで出しているではないか!

パスコースがない? じゃあ、つくればいい。 ルミ子の勝手にサッカー学 [ 小柳 ルミ子 ]
恐るべし、小柳ルミ子!
そしてなんと、コロナ禍でデビュー50周年イベントはできなかったようだけれど、本を出すようです。その本の表紙撮影風景がブログに載っている。
小柳ルミ子ブログ・表紙撮影風景

さて、ここまで書いてきたが、引退はないようです。(笑)
とはいえ、気づくと来年は古稀をむかえる。”古稀、稀なり”(こき、まれなり)という言葉があるように昔はなかなかここまで生きる人がいなかっただろうけれど、食料の充実と医学の進歩で女性の平均寿命は87歳とのこと。平均寿命まで生きてもあと19年はある。引退は平均寿命を越してからでよいのではないでしょうか。(笑)

久々に小柳ルミ子のショーが見たくなった。
今年は無理でも来年のオンステージ、期待しています。





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最終更新日  2020.08.08 12:56:53
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