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カテゴリ:家で見た映画
これは実話である。 2009年1月1日にカルフォルニアのフルートベール駅で起こったオスカー・グラント三世射殺事件を題材にとったものである。警官による黒人に対する非情な仕打ちが事件となり、この作品として映画化された。しかし、教訓として活かされず、2020年のジョージ・フロイド殺害事件まで後を絶たず、世界的なBLM運動にまでなった。白人警官たちはなんというやつらだ。 遅刻2回でスーパーをくびになった黒人青年が復職をはたせないまま、3歳の娘を義理の姉にあずけ、娘の母である恋人と仲間たちと電車で1月1日元旦の街へ出かけた、その帰り。 青年は前科者であったが父親として二度と犯罪はしたくなかった。 大みそかは母親の誕生日であった。 残された家族にとって1月1日は新年を祝うものではなく、哀悼の意と誠実でない警官たちへの怒りと抗議の日になってしまったのではないだろうか。 残念である。無念である。 Netflixにて 2013年/アメリカ/85分/PG12 監督:ライアン・クーグラー 脚本:ライアン・クーグラー 出演:マイケル・B・ジョーダン、オクタビア・スペンサー、メロニー・ディアス、ケビン・デュランド、チャド・マイケル・マーレイ、アナ・オライリー 原題:Fruitvale Station(「フルートベール駅」) お薦め度 「フルートベール駅で」★★★★(80%) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.02.13 16:11:36
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