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カテゴリ:家で見た映画
感服した。 自由を求める逃走がそこにあった。 闘争もそこにあった。 自由か死か。二者択一。 本来自由の身で生まれてくるはずだった奴隷の娘が、所有主に子を持つこと、伴侶(夫)が自由人奴隷であるにもかかわらず、生まれてくる子も奴隷とされ、自由人となることを拒否されたことで逃走を決意した。 逃げる女性、追う農園主の白人たち。 …、…。 逃走奴隷を捕縛し連れ帰る法律ができる。警官も逃亡奴隷を引き渡さなければならない法律。 …、…。 内戦、南北戦争が始まる。 …、…。 自ら逃亡し、家族の逃亡を助け、奴隷の逃亡を先導する。 自由人となった、その名はハリエット。 神と交信する、ハリエット。 胸を打ち、鼓舞される感じがする。 ハリエットを応援しながら、ずっと見ていた。 口惜しい事実。 衝撃的な出来事。 苦難、艱難を乗り越えて、ハリエットは駆け回る。 威風堂々なハリエット。 弁舌素晴らしく、意気軒高なハリエット。 背筋を伸ばし、胸を張りたくなるような作品である。 ハリエットについてググると2030年からの新20ドル札に初の黒人として印刷されるらしい。 見終わった今も、胸の高鳴りを感じる。 低音から高音まで、彼女の歌声が素晴らしい。 アカデミー賞ではシンシア・エリボが主演女優賞にノミネートされ、”Stand Up”が主題歌賞にノミネートされた。 Amazonにて 2019年/アメリカ/125分/G 監督:ケイシー・レモンズ 原案:グレゴリー・アレン・ハワード 脚本:グレゴリー・アレン・ハワード、ケイシー・レモンズ 出演:シンシア・エリボ、レスリー・オドム・Jr.、ジョー・アルウィン、ジャネール・モネイ、ボンディ・カーティス=ホール、マイケル・マランド、ザカリー・モモー、クラーク・ピータース、バネッサ・ベル・キャロウェイ、オマー・J・ドージー、ヘンリー・ハンター・ホール、ジェニファー・ネトルズ 原題:Harriet(「ハリエット」) お薦め度 「ハリエット」★★★★☆(90%) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.03.13 22:02:23
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