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カテゴリ:家で見た映画
サイコ・サスペンス作品といえるのだろうか。このような心理描写の映画として似たようなものを考えると「サイコ」を思いついた。しかし、もちろん内容は全く違う。似ているところはおかしな(異常な)人間が登場するというところだけかもしれない。 マンションといえる、らせん階段を何層も重ねた大邸宅で一人暮らしする中年女性。彼女は児童心理学者、だった。彼女自身、精神を病んだのか、外界恐怖症であり、一歩も外に出れない。夫と子供とは別居しており、薬とお酒におぼれる日々。空き家だった向かいに家族が入居したようだ。彼女の家の地下には間貸ししている青年が住んでおり、内階段でなく玄関からチャイムを鳴らしてやってくる礼儀正しさである。 向かいの家を眺め、いや、のぞき見して、…事件が…!! 彼女の証言とまわりの証言の食い違い。見聞きしたものが正しいと思っていた彼女だったが、それは薬による幻覚?妄想?夢? 衝撃的だった。圧巻だった。 クライマックスと思えたところから、臨場感たっぷりの恐怖。ありえな~~~……い。 息が詰まる。息をもつかせぬ畳みかける襲撃!襲撃!!襲撃!!! おどろおどろしく、すごみのある作品である。 館の女性、主人公を演じるのはエイミー・アダムス。「キャッチ・ミー・イフ・ユーキャン」「魔法にかけられて」「マン・オブ・スティール」「アメリカン・ハッスル」「ビッグ・アイズ」「バイス」など見ているが、私が彼女を認識したのは「メッセージ」の言語学者役だった。 キーパーソンはジュリアン・ムーア。「ことの終わり」「エデンより彼方に」「キッズ・オールライト」「アリスのままで」といった傑作、良作に出演している。この作品で口元に年齢を感じてしまったのは、残念だった。 あと見知ったところでは「アベンジャーズ インフィニティ・ウォー」「アベンジャーズ エンドゲーム」などに出演しているアンソニー・マッキー。 Netflixにて 2021年/アメリカ/101分/ 監督:ジョー・ライト 原作:A・J・フィン 脚本:トレイシー・レッツ 出演:エイミー・アダムス、ゲイリー・オールドマン、アンソニー・マッキー、ワイアット。ラッセル、ブライアン・タイリー・ヘンリー、ジェニファー・ジェイソン・リー、マライア・ボーズマン、ジュリアン・ムーア 原題:The Woman in the Window (「窓の中の女」) お薦め度 「ウーマン・イン・ザ・ウィンドウ」★★★★☆(90%) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.05.29 19:59:43
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