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テーマ:最近観た映画。(39934)
カテゴリ:映画館で見た映画
映画館に見に行った。 原作がそうなのか。大学病院の救命救急医師が退職し故郷に戻り在宅医療の医師として携わる患者を次々と映し出す。医療日誌のような展開。 終末期医療のせいか、ひとりひとり看取っていく。それゆえこのまま何の展開もなく山場もなく淡々と終わるものと思っていた。ところが父親の申し出、父とかわした約束により突然の終わりをむかえる。 はたして終わりなのか…。 吉永小百合演じる白石咲和子の年齢設定がよくわからなかった。大学病院に勤務していたことを思うと50代後半なのかと思い見ていた。黒々とした髪の吉永をみると、本人が後期高齢者の年齢になったことを思えば、また、父親が田中泯なので奇妙に感じ、気になってしまった。ちなみに、ググると吉永と田中は3日違いの同級生であった。 入れ替わり立ち代わり登場人物の出入りがあるが、皆、著名な人ばかり。恐れ入った。 松金よね子は先日テレビドラマ「生きるとか死ぬとか父親とか」でも終末期の老人を演じていて、亡くなる役であった。絶妙な芝居だった。いくつかあるエピソード、在宅医療の家族では夫婦役、柳葉敏郎と森口瑤子の演技が秀逸だった。あと、田中泯、泉谷しげる、小池栄子が良かったなぁ。松坂桃李と南野陽子は熱演をみせる。 西田敏行の温かみのある声は良かったし、丹波哲郎の物まねは堂に入ってた。 店のマスター、みなみらんぼうの雰囲気は良く、店名”station”は凝りすぎというかダサく感じた。 吉永小百合は吉永小百合らしく、広瀬すずは広瀬すずらしかった、ように思う。 2021年/日本/119分/G 監督:成島出 原作:南杏子 脚本:平松恵美子 出演:吉永小百合、松坂桃李、広瀬すず、南野陽子、柳葉敏郎、小池栄子、伊勢谷友介、みなみらんぼう、泉谷しげる、森口瑤子、松金よね子、石田ゆり子、田中泯、西田敏行、鈴木咲 お薦め度 「いのちの停車場」★★★☆(70%) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.05.30 16:46:29
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