|
テーマ:最近観た映画。(39932)
カテゴリ:映画館で見た映画
「大統領の料理人」でブレイクしたカトリーヌ・フロの最新作を見に行った。 「パリの家族たち」のオリビア・コートが出演していたのに驚く。 バラ園を経営していた父の遺産を受け継いでやってきた一人娘独身者は新作ができず倒産の危機にあえいでいた。低賃金の労働者でさえ雇えないバラ園だったが、先代から経理事務を担当する女史が職業訓練生として格安で三人を雇い入れた。前科者、年配おやじ、女性の三人で、三人ともさえない感じ。とても仕事ができる人たちではない、造園、バラ栽培の素人の彼らと背に腹は代えられない経営危機一髪の彼女は希少品種を盗むことを考えるが…。 交配して新種を品評会、コンクールに出すとしても1年後、ポンコツ従業員を引き連れて、ドタバタ、あたふたの自転車操業。自然災害で花が壊滅状態になったり、すったもんだの結末は…。 予想外のクライマックスに、あっぱれ! イケメンも美女もいない、さえない人たちの寄せ集めだけれど、ハートフルで感動的な映画であった。 従業員に贈る花言葉の本に入っていた花のしおり、三枚。 花言葉が胸にしみた。 2020年/フランス/96分/G 監督:ピエール・ピノー 脚本:ピエール・ピノー、ファデット・ドゥルアール、フィリップ・ル・ゲイ 出演:カトリーヌ・フロ、メラン・オメルタ、ファッシャ・ブヤメッド、オリビア・コート、マリー・プショー、バンサン・ドゥディエンヌ 原題:La fine fleur(「(一流の)素敵な花」) お薦め度 「ローズメイカー 奇跡のバラ」★★★★(80%) 字幕翻訳:星加久実 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.06.10 23:07:54
コメント(0) | コメントを書く
[映画館で見た映画] カテゴリの最新記事
|
|