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カテゴリ:映画館で見た映画
すごい映画だ。まるでドキュメンタリーを見ている気になった。それくらい本気。 妻が失踪した。容疑者は夫。 第一審で無罪となったものの、10年後の今、第二審、検察側が上告しての再審である。子供の家庭教師がその容疑者の娘であったことから裁判の証拠集めに奔走する女性。敏腕弁護士に弁護を依頼する。なぜ、彼女はそこまで家庭教師の親の裁判に入れ込むのか。そこには…。 証拠となるものが、ほぼ何もなく、240時間に及ぶ音声録音を検証。 わかってくる不可解な出来事の数々。 見ていてあまりに彼女に肩入れしすぎたのか、ショックを受ける場面もあった。 ”推定無罪”という言葉も飛び出すが、なんら証拠はないまま、証言は偽証だらけと判明していく。容疑者となった父親の運命は…。 死体なき殺人?これは完全犯罪なのだろうか。 実在する弁護士デユポン=モレッティ役を演じるオリビエ・グルメの延々と続く最終弁論が圧巻。 2018年/フランス・ベルギー/110分/ 監督:アントワーヌ・ランボー 原案:アントワーヌ・ランボー、カリム・ドリディ 脚本:アントワーヌ・ランボー、イザベル・ラザール 出演:マリナ・フォイス、オリビエ・グルメ、ローラン・リュカ、フィリップ・ウシャン、インディア・ヘア、アルマンド・ブーランジェ、ジャン・ベンギーギ、スティーブ・ティアンチュー、フランソワ・フェネール、フィリップ・ドルモア 原題:Une intime conviction(「ひとつの心証(内的確信)」) お薦め度 「私は確信する」★★★★(80%) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.06.12 19:03:41
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