|
テーマ:最近観た映画。(39932)
カテゴリ:家で見た映画
フレンチ・ラブ・コメとして楽しもうと思ったが、いまひとつといったところか。壁の薄い隣人同士、親密になっていくというシチュエーションはいい。しかし、名前も知らず、壁を隔てた会話だけで進行していくには無理があるかな。 長年、住み込みでピアノを教わっていたのに…コンクールはやめてピアノ教師になるならば、きちんとしないと、と思うのだが、その場限りの笑いをとるために本道から外れすぎ。 きちんと正確にピアノを弾くという奏法から逸脱して心のままに弾くのであれば、芸術的に素晴らしい演奏にならなければならないと思える。そこの部分の描き方が足りないし、ピアノの恩師に対する敬意もない。ドタバタ・コメディ映画ではありえる所業だが、まっとうな作品であればありえないと思えた。 ドタバタ・コメディにはならず、ストレート・プレイでもない。 見かけは美女と野獣の組み合わせも、それで恋に落ちる説得力に欠ける作品だと思える。 題名も「見知らぬ隣人」でよいのでは。 悪くはないが残念な作品である。 Netflixにて 2015年/フランス/91分/ 監督:クロービス・コルニャック 脚本:リル・フォグリ、クロービス・コルニャック、トリスタン・シュルマン 出演:メラニー・ベルニエ、クロービス・コルニャック、リル・フォグリ、フィリップ・デュケイン、グレゴワール・オエステルマン、アルノー・レチエン、オスカー・コップ 原題:Un peu,beaucoup,aveuglement!(「少し、たくさん、盲目的に」) お薦め度 「ブラインド・デート」★★★☆(70%) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.06.12 22:44:22
コメント(0) | コメントを書く
[家で見た映画] カテゴリの最新記事
|
|