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カテゴリ:家で見た映画
このところの多様性を取り込んだ作品といえる。 アメリカのテレビメディアで活躍する女性司会者を演じるのはエマ・トンプソン。本音と建前の違いをうまく表現していて、いかにもこういう感じの先進的でありながら旧態依然としている人物はいると思わせてくれる。 多様性を表現する人としてインド人で登場はミンディ・カリング。今までなら、ホワイト化、いわゆる白人系にすり替えられていたかもしれないインド人をそのままの役で。現代の時代性ともいえるが、ミンディ・カリング自身が製作に参加していることも大きな要因であろう。なんとミンディが脚本も手掛けている。 さて、多様性だけを現している作品ではない。 テレビ番組の司会者を通してマスメディアの内幕、現実と非情さを無情で無常なものとして描き、喜怒哀楽を表出する、ひいては人生という生活を描いたコメディといえる。 楽しめる素敵な作品だ。 主演エマ・トムプソンは第77回ゴールデングローブ賞コメディ・ミュージカル部門の主演女優賞にノミネートされた。当然といえよう。 Netflixにて 2019年/アメリカ/102分/ 監督:ニーシャ・ガラトラ 脚本:ミンディ・カリング 出演:エマ・トンプソン、ミンディ・カリング、マックス・カセラ、ヒュー・ダンシー、ジョン・リスゴー、デニス・オヘア、リード・スコット、エイミー・ライアン、ポール・ウォルター・ハウザー 原題:Late Night(「深夜」) お薦め度 「レイトナイト 私の素敵なボス」★★★★(85%) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.06.20 14:49:36
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