|
テーマ:最近観た映画。(39936)
カテゴリ:家で見た映画
第34回サンダンス映画祭で観客賞を受賞した注目作。 デンマークの警察の緊急電話室。 電話を受ける警察官は、罪の嫌疑をかけられていて明日、喚問があるようだ。ここの勤務も本日まで、あと数時間で終わる。 車上でパソコンと金を盗られた男からの通報を受けて、対処した。男が自ら招いたような事態に失笑するしかない。 一息入れ、水を飲み、席へ戻ると、電話が鳴った。 くぐもった声は走る車内からのようだ。 誘拐されたと告げる女の声。 子供に電話をしているよう装った。 警察官はイエス、ノーで答えられる質問をして状況確認をする。 携帯電話でナンバーディスプレイされるのか、システムと直結したパソコンからは携帯の位置情報とともに持ち主の名前など個人情報が表示される。 女の自宅には子供が置き去りにされている。 警察官が自宅に電話すると…。 拉致された女を助けたい一心で、警察官(刑事なのか?)は捜査魂に火をつけ、電話受付を逸脱した行動をとってしまう…。 緊急電話室と通話先の音声で感じ取られる、状況、犯人。そして、ありえない事実に驚いてしまう。なすすべはないのか……。 耳をそばだてて、想像力をかきたてて見た一本となった。 秀逸な作品だ。 Amazonにて
2018年/デンマーク/88分/G 監督:グスタフ・モーラー 脚本:フスタフ・モーラー、エミール・ナイガード、アルベルトセン 出演:ヤコブ・セーダーグレン、イェシカ・ディナウエ、ヨハン・オルソン、オマール・シャガウィー 原題:Den skyldige(「有罪」) お薦め度 「THE GUILTY ギルティ」★★★★(80%) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.08.08 17:50:21
コメント(0) | コメントを書く
[家で見た映画] カテゴリの最新記事
|
|