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カテゴリ:家で見た映画
小説『ミレニアム』シリーズ。その第一作「ドラゴン・タトゥーの女」のハリウッド版映画を見て、驚愕したものだ。その続編であるが、第4作となる。原作者スティーフ・ラーソンはミレニアム三部作、第1部「ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女」、第2部「ミレニアム2 火と戯れる女」、第3部「ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士」を書いて死去。どういう経緯か、その後、ダヴィド・ラーゲルクランツが続編三部作、第4部「ミレニアム4 蜘蛛の巣を払う女」、第5部「ミレニアム5 復讐の炎を吐く女」、第6部「ミレニアム6 死すべき女」を書いている。この映画はその第4部「ミレニアム4 蜘蛛の巣を払う女」を原作とする。 冒頭、二人の少女。黒髪に小柄な子とやや大きい金髪の子。友達か従姉妹(いとこ)かと思うが、のちに双子の姉妹だとわかる。小柄な子が姉で金髪が妹である。二卵性双生児ということなのだろう。10歳を越えたか、思春期の鳥羽口で独裁的な感じの父に呼ばれ…想像したくない展開が頭をよぎった。一人脱出する姉。それが物語の始まり。 時は過ぎ、デジタルな現代。全世界の核攻撃プログラムをめぐって闇取引、強奪、殺戮が繰り返される。それに絡む姉妹。 現代においてデジタルを駆使した抗争はなかなかスリリングである。銃撃戦もカーチェイスも見どころは多くある。息の詰まった目を離せない展開はさすがといえよう。見て満足できる作品といえる。 主役のリスベットを演じたクレア・フォイもすごいが、子役のクリストファー・コンベリーに脱帽。 Netflixにて 2018年/イギリス・ドイツ・スウェーデン・カナダ・アメリカ/115分/PG12 監督:フェデ・アルバレス 原作:ダビド・ラーゲルクランツ 脚本:ジェイ・バス、フェデ・アルバレス、スティーブン・ナイト 出演:クレア・フォイ、スベリル・グドナソン、ラキース・スタンフィールド、シルビア・フークス、スティーブン・マーチャント、クレス・バング、クリストファー・コンベリー、シヌーブ・マコディ・ルンド、ビッキー・クリープス 原題:The Girl in the Spider's Web(「蜘蛛の巣の中の女」) お薦め度 「蜘蛛の巣を払う女」★★★★(80%) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.09.18 21:43:26
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