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2021.09.19
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カテゴリ:家で見た映画


映画.COM「シンデレラ特集」

シンデレラらしくないシンデレラにあまり興味はわかなかった。
正当なシンデレラ物語がいいと思うので、見終わった今も好感はない。しかし、歌、音楽、映像、ダンス、演技は素晴らしく、ある意味では素敵なおとぎ話といえよう。

ラストにナレーションでシンデレラでなくエラだと名前を強調する。

”ella”でググるとDisneyのバーチャルガール「Ella」がヒットする。

Amazon original で力作だというのが、キャスティングの豪華さでわかる。
主人公シンデレラについては知らなかったカミラ・カベロ。キューバ生まれのメキシコ育ち、その後アメリカのフロリダに移住した。ガール・グループ、フィフス・ハーモニーのメンバーとしてデビューし、その後脱退。2017年からソロアーティスト活動。シンデレラ役は抜擢といえる。
王子役はニコラス・ガリツィン。映画「ハート・ビート」に出演したミュージシャンであり俳優である。歌重視なのか、美女にイケメンというわけにはいかない。
一番のはまり役は国王を演じたピアース・ブロスナンだと思う。白ひげを蓄えたスレンダーで長身な彼はエスタブリッシュ感のある王様の品格を携えたいで立ちだ。王妃の言葉に目を覚まし、窓を見上げ下手ながら歌い上げる姿はいい。王妃はミニー・ドライバー。そのエラ張った顔立ちから彼女かと思ったけれど久々に見た。「007/ゴールデン・アイ」に出演しているから、すでにピアース・ブロスナンとは共演していたのか。「グッド・ウィルハンティング/旅立ち」で注目を集め、「理想の結婚」「この胸のときめき」「ビューティフル」とと主演級を務めていた。品と威厳を兼ね備えた王妃にふさわしいふるまいは良かった。継母役のイディナ・メンデルは「アナと雪の女王」のエルサの声で全世界に知れ渡ったといえる超有名スターだ。意地悪い継母ではなく、信念と自分の幸せのために他人を犠牲にする身勝手さで描かれていて旧来の継母と違っていた。ラストで目に涙を浮かべたのが印象的。王女役のタルーラ・グレイベは美しく機知に富み政治に関心がある役柄ぴったり。素敵だった。見知ったところでは「ワンチャンス」「キャッツ」「ザ・プロム」のジェームズ・コーデンが出ていた。

物語はおとぎ話”シンデレラ”を下敷きに、新たな展開の物語を作り、今を反映しているのか、ジェンダーというか白人系だけにならずに、数多くのラテン系有色系の人々が出演していた。シンデレラもその一人であっただけに大いに驚いた。楽曲も良く知られた曲の歌詞を書き換えたのか、それに聴かせどころではオリジナル曲(だと思う)を挿入し、ラップやストリートダンスも取り入れた異色の作品となっている。感動的なシーンもあり、見て良かったといえるが、好き嫌いでいえば、好きじゃないが本音。とはいえ素晴らしい作品であった。

Amazonにて

2021年/イギリス・アメリカ/112分/

監督:ケイ・キャノン
脚本:ケイ・キャノン

出演:カミラ・カベロ、イディナ・メンデル、ミンー・ドライバー、ニコラス・ガリツィン、ビリー・ポーター、ピアース・ブロスナン、マディー・ベイリオ、シャーロット・スペンサー、タルーラ・グレイベ、ジェームズ・コーデン、ジェームズ・エイキャスター、ロメシュ・ランガナタン、ベン・ベイリー・スミス

原題:Cinderella(「シンデレラ」)

お薦め度
「​シンデレラ​」★★★★(80%)

<ネタバレ>
王位継承者が王位継承を投げ出せば、王族ではなくなると思うのだが…現実では英国のエドワード8世がいるが、ヨーロッパへ隠遁後も手当てを受け取っていたようだ。
愛する女性のために王位を投げ出した形は同じに見えるが、女性の自らの夢の実現のために働きたいという希望を優先した結果であるこの映画は自らの使命を投げ出した王子の行動に疑問というか不公平を感じた。
もっとも感動したのは舞踏会で王女が王子の求めに応じてガウンを脱ぎ捨て、シンデレラから買い取ったドレスを披露したシーンだ。あまりの感動に胸が破裂するのかと思ったくらい。
魔女ならぬ魔法使いにも驚いた。蝶々の化身でありながら男性である。これもジェンダーの影響(?)多様性なのか?ビリー・ポーターという役者を知らず、ググってみたところブロードウェイで評判を博し、テレビドラマシリーズで主演し人気者。映画にもいくつか出演しているようである。






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最終更新日  2021.09.22 19:34:04
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