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カテゴリ:家で見た映画
「テンダー・マーシー」日本未公開作品。ロバート・デュバル主演。 ロバート・デュバルは一時期、大好きな俳優だった。いろんな映画で脇役で活躍していた気がするけれど、「パパ」で見た主役の彼は最高だった。また、「ウォルター少年と、夏の休日」の彼も最高だった。その彼がアカデミー賞主演男優賞を受賞していたとは知らなかった。齢90歳なので近年の出演作はない。けれど、存命であることに驚く。ちなみに「パパ」と「The Apostle」(使徒)ではアカデミー賞主演男優賞にノミネートされていて、「ゴッドファーザー」「地獄の黙示録」「シビル・アクション」「ジャッジ 裁かれる判事」ではアカデミー賞助演男優賞にノミネートされている。 ”TENDER MERCIES”は(皮肉で)ひどい仕打ち、ということのようだ。 元カントリー歌手・作曲家がアル中で西部のどこかのモーテルに取り残される。無一文の彼はなすすべがなく、人手がないなら働かせてくれと女主人に頼む。働くときは飲まないでと厳命される。シングルマザーの彼女には小学生の息子がいる。淡々と過ぎていく日常のある日、記事を書きたいと訪ねてくる人がいた。断るが、その記事を見たファンのバンドがやってきた。彼と女主人は結婚する…。 離婚歴のある彼にはカントリー歌手の元妻と一人娘がいた。そして起こる”ひどい仕打ち”。 劇中で、キリスト教の洗礼も行われることだから宗教的意味合いもある内容なのだと思う。そこがキリスト教徒のいる西部があるカントリー歌手の人気があるアメリカでアカデミー賞を受賞した一因であるかもしれない。それゆえ、日本では公開されなかったのかも。 U-NEXTにて 1983年/アメリカ/92分/ 監督:ブルース・ベレスフォード 脚本:ホートン・フート 出演:ロバート・デュバル、テス・ハーパー、ベティ・バックリー、ウィルフォード・ブリムリー、エレン・バーキン、アラン・ハバード、レニー・フォン・ドーレン 原題:Tender Mercies(「ひどい仕打ち」) お薦め度 「テンダー・マーシー」★★★☆(70%) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.10.02 21:38:00
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