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カテゴリ:家で見た映画
チャドウィック・ボーズマンの最高傑作ではないだろうか。 見ごたえ十二分の作品で、登場人物にしっかりとしたバックボーンと役割があって、見入ってしまった。彼はこの作品で主演のみならず、製作まで参加しているんだ。これからますます意気軒高に映画作りに励むところだったんだろうけれど、癌が進行し、亡くなった。残念であり、本人も思い残すことが大きかったであろう。 さて、この作品、相棒を組むことになったシエナ・ミラーがいい。腕利きの麻薬捜査官で、銃を構える姿もかっこいい。度胸もあるところを見せてくれて、犯人追跡に貢献する。 犯人マイケル役のステファン・ジェームズも良かった。 30キロの密売麻薬を盗みに入った白人と黒人の二人組は純度90%で300キロのブツに驚愕する。すべての持ち出しはあきらめて50キロを持ち出そうとしたところへパトカー2台4人の警官が訪れる。表、裏手と挟み撃ちにされた二人組は焦って…。 単なる強盗とそれを捕縛しようとする話かと思いきや事件をきっかけにとんでもない暗部が明らかになってくる。ニューヨークのマンハッタン島の21の橋を封鎖して大捜査。スケールの大きさと巨悪の存在に興味津々、刮目(かつもく)して見ることになった。 【刮目】=注意してよく見ること。 気持ちが持っていかれて、感嘆しながらも、おいしい料理を味わうような満足しながら見入った。 真相がわかるクライマックスは言うことなし。天下一品の予想外の展開。しびれた~。 Netflixにて 2019年/中国・アメリカ/99分/G 監督:ブライアン・カーク 原案:アダム・マービス 脚本:アダム・マービス、マシュー・マイケル・カーナハン 出演:チャドウッィク・ボーズマン、シエナ・ミラー、ステファン・ジェームズ、キース・デビット、テイラー・キッチュ、J・K・シモンズ 原題:21 Bridges (「21の橋」) お薦め度 「21ブリッジ」★★★★☆(90%) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.11.24 22:40:08
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