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カテゴリ:家で見た映画
ローラ・ダーンが出演しているので見た。 俳優ブルース・ダーンの娘で「ワイルド・アット・ハート」で主演し、「ランブリング・ローズ」で印象的だった。「ジュラシック・パーク」で母親役を、「遠い空の向こうに」で教師役を、「ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語」で母親役を演じた素敵な女優である。 主演のジャック・オコンネルは、むさくるしい主夫なのだが、髭をそったらまともに見えてきた。相手役の妻役エミリー・ミードはチャーミングな女優だ。 監督のエドワード・ズウィックなんて知らないと思ったら、認知してないだけで「ラストサムライ」の監督だった。他にも「ブラッド・ダイヤモンド」「きのうの夜は…」「グローリー」「レジェンド・オブ・ファオール 果てしなき想い」と名作を監督している。 さて、この作品は評価もついてるし、感動できるハッピーな作品かと思って見始めた。実話を描いているので思い通りの結末でなくて、相当ショックを受けた。この手の作品によくある終幕でのその後のいきさつを記述した内容からするとローラ・ダーンが演じたエリザベスが主役というとらえ方もできる。というか、主役はローラ・ダーン? 【ちょっとネタバレ】 一軒家の火災。男が転がり出てくる。家の中にはこどもが取り残されたようだ。炎の勢いが強く、救出に突入することは困難。女児三人が焼死。消火後の現場検証で父親が犯人とされる。母親は夜勤でいなかった。暴力的で乱暴者、口の悪い父親は印象が悪く、有罪とされてしまう。それから7年の月日がたち、ひょんなことからこの事件に関りを持つ女性が現れる。感受性のある模範囚のような男に、無罪を感じ、真実を突き止めていく。そして…。 テキサスにおける冤罪に立ち向かう人々の一面をとらえた、こどもに”正義は勝たないという世間の醜さを見せてしまった”作品である。 映画なのか、アメリカでは公開されているが、諸外国では配信やDVDのようだ。 Netflixにて 2019年/アメリカ/129分/ 監督:エドワード・ズウィック 原作:デビッド・クラン 脚本:ジェフリー・フレッチャー 出演:ジャック・オコンネル、ローラ・ダーン、エミリー・リード、クリス・コイ、ジェフ・ペリー 原題:Trial by Fire (「炎による裁判」) お薦め度 「炎の裁き」★★★★(80%) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.11.27 23:04:38
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