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2021.11.28
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カテゴリ:家で見た映画


1990年4月15日にシネスイッチ銀座にて「ニュー・シネマ・パラダイス」を鑑賞して以来、31年ぶりに見た。さながら主人公サルバトーレが30年ぶりに里帰りをしたように。

サルバトーレが少年期にアルフレードと仲睦まじく交流しあったところはかすかに記憶に残っていたようだが、高校生時代の青年期、30年ぶりの里帰りは記憶の彼方へといってしまい、ほぼ初見のような感じがしたが、初めてではない感触もああった(あたりまえか)。
1990年第62回アカデミー賞外国語映画賞を受賞したこの作品は印象深く人々の心に残り、その年の人気、評判を独占していたように思う。

なにもかも忘れてしまったと思える作品だったので、NHK-BSで放送されるのを機に見直してみたが、日本語字幕が​杉本あり​であった。先日映画館で見た「​ほんとうのピノッキオ​」の字幕も彼女だったのでイタリア語映画では新進気鋭の字幕翻訳家なのかもしれない。

この作品でアルフレードを演じるフィリップ・ノワレは生きてるのかなと思い、調べてみると2006年11月に76歳で亡くなっていた。
監督のジュゼッペ・トルナトーレも老人かと思いきや1956年5月生まれで、現代65歳。老人ではあるが若いほうで30代前半でこの作品を撮ったことになる。老成して過去を思い出した監督が作り出した作品かと思いきや第二次世界大戦後の白黒トーキー時代を中心とした映画が娯楽の中心だった時代をノスタルジーをこめて描きたかったんだと思う。それこそ主人公サルバトーレのように映画に埋没した少年時代だったのかもしれない。
クライマックスは終幕。アルフィレードがサルバトーレに遺した贈り物のフィルム。それを上映。感嘆と涙がにじむサルバトーレの姿は、それを見ている私自身でもあった。
映画への愛。感じ入った次第である。

1989年/イタリア・フランス/124分/PG12

監督:ジュゼッペ・トルナトーレ
脚本:ジュゼッペ・トルナトーレ
出演:フィリップ・ノワレ、ジャック・ペラン、アントネラ・アッティーリ、エンツォ・カナバレ、イサ・ダニエリ、レオ・グロッタ、マルコ・レオナルディ、プペラ・マッジオ、レオポルド・トリエステ、サルバトーレ・カシオ

原題:Nuovo Cinema Paradiso(「新しい映画の楽園」)

お薦め度
「​ニユー・シネマ・パラダイス​」★★★★(80%)
字幕翻訳:杉本あり





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最終更新日  2021.11.28 15:48:30
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